VA:どうやってお客さんを見つけたのか? 〜Upwork編〜
いろんな形でお仕事を探すことはできるのですが、今回はクラウドソーシングサイトUpworkについてお話したいと思います。
私は初めから、海外企業で日本にてビジネスを展開している会社をターゲットにしていたので、海外のフリーランスの方が登録するクラウドソーシングの会社にターゲットを絞りました。
クラウドソーシングの会社としては、FiverrとUpworkが有名ですが、サイトが使いやすそうだったのでまずは、Upworkで初めてみて、結局そのままUpworkのみを使っています。ちなみに現状でも半分はUpworkでの収入になります。
Upworkのメリット:
日本語関連のお仕事が結構ある
良い給料のお仕事もかなりある
請求書の発行などしなくて良いので事務的に楽
Upworkのデメリット:
20%の手数料をとられる
詐欺的な仕事もある
レビューを育てないとなかなかいい仕事をもらえない
時給のお仕事だと画面のスクショ(+タイピング・マウスの動きなど含む)がとられて先方へ報告される
仕事に応募するのに料金がかかる
とにかくいいのは、仕事を探している会社・個人を見つけられることです。大手の会社はないですが、中小規模の会社さんは活用しているところも多く、きちんとした企業のお仕事も多くあります。
どれぐらい仕事があるかと言うと...
”Japanese”と検索してみると930 jobs
"Japanese Virtual Assistant "で44件
"Japanese Virtual Assistant" 時給25ドル以上で8件
20%も手数料をとられるので、それぐらい当たり前ではあるのですが、事務手続きはとても簡単になります。例えば、現在3社さんのお仕事(すべて時給制)をUpworkで行っているのですが、次のステップのみです!
お仕事をしている間は、Upworkのアプリを立ち上げてタイマーをONにします。すると、10分ごとにスクショ(+キーボードとマウスの動き)がとられて記録される
毎月、その月の合計額がアメリカドルでPayPalに支払われる
デメリットはもちろんあります。
手数料が20%とられるのは結構な痛手ではあります。
また、数ドルとはいえど、仕事に応募するのにポイントが必要でそれを購入しなくてはなりません。ただ、これは継続的にUpworkを使っていればポイントが貯まる、もしくはスカウトが来るので料金がかかるのは初期段階だけです。
初めたばかりのときに苦労するのは、レビューが全くない状態だとあまりお仕事を得ることができません。私は、VAの仕事ではなく、翻訳・文字起こし・AI用の音声収録などを中心に安めの仕事や急な仕事などをこなしていいレビューを書いてもらうことを2ヶ月間ぐらい繰り返していました。一旦いいレビューばかりになると、あとはスカウトが来るようになります。
これは、それほどデメリットではないかもしれませんが、スクショを10分ごとにとられるので、他社や個人情報を見せない状態でお仕事をする必要があります。私はうっかりミスなどが怖いのでお客さんごとにPCのログインを変えています。
そして、最後に詐欺も残念ながらあります。最初にVAのお仕事のお声がけをいただいた会社は、お客さんからの問い合わせ対応が業務内容だったのですが、そのEコマースサイトには1つしか商品がありませんでした。本当にカスタマーサービスを雇うほど?と疑問に思い調べてみたら...
スタッフの写真がすべてストック素材
同じウェブサイトのテンプレを使ったサイトが多数あり、すべて同じ住所で、スタッフの写真も同じ(だけど名前は違う)、商品はバラバラながらどれも1つか2つのみ販売していた
ということで怪しすぎてお断りしました。
一応仕事をして支払われない場合はUpworkが間に入ってくれますが、詐欺やよくないことに加担しないようにクライアントのチェックは自らちゃんとした方が良さそうです。