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空駆ける仔

仕事が終わって外に出たとき、まだ明るいと思うことが増えました。
朝も起きたら真っ暗で、動きだすまで随分と時間がかかっていたのですが、少しずつ日の出が早くなっているのを感じます。
季節って、本当に移り変わってるんだなぁ、と今更はっとさせられたり。

汽車を降りて、家に帰る道中、
ふと空を見たら、
雲にうまく月がはまっていて、なんだか雲が胴体で、月が眼みたいに見えた。
今この一瞬だけ出会うことができるそういう生物のような静物というかそういう何かというか。

眼があいそう。
眼をそらしてこんばんはと唱える。

#日記

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