本屋5周年の一歩目として棚貸しはじめます
2019年1月26日に開店した小鳥書房の本屋は、ついに来月5周年を迎えます。
５周年！っていう、ほどよい字面の重みとは裏腹に、目の前の本や人と関わっていたらずいぶん軽やかに時間が経っていた気がします。でも本との向き合い方も人との関わり方も、一歩一歩を踏みしめてきての今日です。なのでわたし（店主おちあい）にとって「5年」も「1日」もたいした違いはありません。
これまでお客さんたちや、この場所を使いあう仲間たちがゆるやかに増えるたび、新たな出会いが数珠つなぎに増えていきました。それらの出会いがあったからこそ、こんなに充実した日々を過ごさせてもらえています。出会いの多さと、そこから四方八方思わぬ方向に展開してゆく本屋のあり方こそが、小鳥書房の個性と言えそうです。
年末に差し掛かり、来年以降の本屋の運営方法を考えるなかで、店側の人間だけが店側に立つ運営方法から、もうすこし開かれた運営への移行を模索してゆく必要性を感じるに至りました。
来年4月ごろから少なくとも半年ほど、店主おちあいが店に立てる日数が減ってしまうことも要因のひとつです。
「もうすこし開かれた運営」を考える試みのひとつとして、2024年1月26日（金）から、店内で棚貸しをはじめることになりました。
棚貸しについては、以前から「やってほしい」という声をいただいていたものの、棚主さんの大切な本をお預かりしている責任があるので、店主の編集仕事で取材に行くなどの突発的な事情があっても気軽に店を休めない……と思って「いつかやれたらいいな」と思うに留めていました。
でも運営を手伝ってくれるスタッフさんもありがたいことに増えてきて、水〜土曜の営業日にきっちり開店できそうな雰囲気になってきたので、そろそろ始めようと思います。
お貸しできる棚の数は最大18棚。
お申し込み方法は以下にまとめますね。
棚のおおきさ・棚貸しの金額
・ひと棚あたりのサイズは、よこ65cm×たて32cm×奥行き18cm。かなり広め。
・月額5,000円（税込）。3か月ごと、半年ごと、1年ごととお好きな期間のぶんをまとめてお振込みいただきます。
・各棚の売り上げは全額棚主さんにお渡しします。
小鳥書房の棚主さんだからできること
・棚主さんは月に１時間分、小鳥書房の店内を無料で専有利用することができます（３か月分までプール可能）。本屋の営業時間である水〜土曜13〜19時に使う場合は、喫茶スペースをお使いいただけます。それ以外の場合は日時を応相談ですが、小鳥書房スタッフ立ち会いのもと、キッチン部分や2階を含めたお好きな場所をお使いいただけます。
・専有利用して行えることはさまざま。本屋を貸し切って原稿を書く、トークイベントを行う、喫茶店やBARとして出店するなどの使い方が考えられます。使い方無限。やりたかったことを試す場所として楽しく使っていただけたらなによりです。
・小鳥書房に通える範囲の方はもちろんですが、東京以外にお住まいの方も棚主さんとして棚をお使いいただけます。その場合は本をご郵送いただければ、小鳥書房スタッフが代わりに並べます。売り上げは定期的に銀行振込みいたします。
お申し込み方法
お申し込みメールを
staff.kotori@gmail.com （店主おちあい宛て）
までお送りください。
その際に、以下の①〜③の内容を添えていただけますでしょうか。
①お名前、お住まいの都道府県、決まっていれば棚の屋号。
②棚主さんは月に１時間分、小鳥書房の店内を無料で専有利用することができます（３か月分までプール可能）。その１時間の使い方（あくまで現状の見込み。実際の使い方とは異なっても構いません）をお書きください。
③棚貸しをしている本屋さんは、都内にもいくつもあります。そのなかでなぜ小鳥書房の棚を使うことを検討してくださっているのか、動機をお聞かせいただけるとうれしいです。
お申し込み期日
上記のことをお書きいただいたうえで、2023年12月31日までにメールでご応募ください。第１弾のお申し込みは、この日に締め切りとなります。タイミングをみて第２弾の募集を開始予定。ただし第１弾の募集で棚が埋まってしまった場合は、第２弾の募集は当面ありません。
棚主さんたちがご希望される使い方のバランスを考慮して選考のうえ、2024年1月16日（火）までにお返事いたします。
貸し棚のスタートは2024年1月26日（金）。棚の使用料は2月分から発生します。
お問い合わせやご質問
ご質問については、ほかの方も知りたい内容である可能性が高いと思いますので、よろしければこの記事やSNSのコメント欄でお尋ねください。もしくは小鳥書房にいらっしゃることがあれば店頭で直接お尋ねいただいても構いません。
ご応募お待ちしています🐥
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