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2020年まとめなど


今年の初めに日めくりカレンダーとして始めたnoteは途中で毎日更新するのは難しくなった。文章のクオリティーを保つこともとても難しいと感じる。

作曲を始めて、comori song、カーテンのない部屋、ハリネズミ、avocado song、水のかたち、chocolate color、全部で6曲つくった。(下手だけどなんとか形になった)

占いも始めた。タロットカードへ向き合うときは、どこか違う場所のなにかと繋がっている感じで、勝手に心が感じて震える。一生懸命、この世界の言葉に置き換えると、そのメッセ―ジを求めている人には伝わる。
どこか違う場所のなにかは、占われる人が鏡に映っていて、その人自身が教えてくれるっていう感覚。
そこになるべくズレが生じないように、私自身の自我とか環境や自信のなさが影響しないほうがいい。

色々な方からクリスマスカードを頂いた年末。「激動の1年をしなやかに、にこやかに乗り越えましたね」とか「そのままの感性を大切に」という言葉をいただき、嬉しかった。

私自身は、有能でもないし、なにかを極める事も性格上むずかしい。
誰かになにかを言われて、その通りに行動することも得意じゃない。
だから、一般的にはすごく「できない人」だと思う。

それでもなんだかんだで、上手くやってこられたのは、周りの人に好かれる力だったり、場をつくる力だったりが備わっているからだと思う。
あとは、ひとさじのユーモアとセンス。

年末最後の会議の締めくくりで、私がしかめっ面した職場のみなさんのことくすっと笑わせることができたことが、とても記憶に残った。ああ、私が求めているのはこういう空気感だな、と。無理に合わせて笑ったり、空気を盛り上げようとすることを意識するでもなく、なんとなくおかしい。けれど至って真面目で一生懸命。

どういう人になりたいかと聞かれると、宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」がふと頭をよぎる。宮沢賢治もきっとこういう人になりたくても、努力しつづけても、なかなかなれはしなかったんだろうな。

いつだって自分のなりたい姿と現状の姿のギャップで苦しんでいなくてはいけない、と気を引き締める年末。
嘘だったとしても、一部の人からは嫌われたとしても、自分のことを評価してくれる人を裏切らないように生きたいと思う。
そして「なりたい姿」を誰かの言葉の引用で済ませたり、他人からの評価によって決めることはしたくない。私の生き方は私の責任で考えて決めなくては、弱い私は引きずられてしまうから。

でも張り切りすぎずに、力を抜くためには。
美味しいものを食べて、くだらないことで笑う友達が必要だ。

いつでも私の新年の目標は「筋トレするぞ」とかなんだけど
今年も意味合いは同じ。「思想と振る舞いを一致させる努力をする」

要は、あたまでっかちでなく手や足を動かせということだ。

この世界的危機のなかで、一番変わったことは
会いたい人に会いにいくことが正しいことでなくなったことだ。
これまでは自分の家の、玄関の扉が「どこでもドア」だと信じていた。

人に会えないときでも、
こもった家の中の空気を一人だとしてもぐるぐる回していく人になりたい。

それは映画を観たり本を読んだり、歌ったり、買い物をしてきて料理をしたり。そういう一つ一つの暮らしの動作でしかなし得ないこと。
風の時代は、そういうことをさらに大切にしていくべきとき。

誰かから与えられる幸せよりも前に、自分の中の幸せを見つめるとき。
24時間365日幸せでいたっていいよってこと。

エチカ

いただいたサポートは自分磨きのため(書籍代・脱ひきこもり)などに使わせていただきます。