半月板損傷〜職場復帰〜

怪我をしてから一年半の傷病手当が切れる時期が来たのでいよいよ仕事をしなければ食っていけない。

前にも書いたがパートの私はフルタイムで保険に入っていて大体総額13万前後稼いでいた。
そこから七割しか傷病手当は出ないので約10万。そこからまた社会保険料を払うので手取りとして七万と少し。

我が家はマンションを買ったばかりで生活費は私の給料分担だったので三人暮らしはかなり厳しく次男が生活費を入れてくれたので乗り切ったとこがある。なお、我が家の男子はよく食べる。

そして医療費は家計費から出ずその時はみな私の貯金でやりくりしていた。

旦那が「お金なーい!」と払ってくれず私も世話になっているのでそこで争う気にならず復帰して固定給がでてから
「これから万が一自分が入院したら家計費からでなく旦那は全部自分の小遣いと小遣い貯金から入院費払う予定でやりくりしてる?」と。

我が家は旦那が家計の実権を握っていて情報開示してくれないのだが、そこで初めて( ゚д゚)ハッ!としたらしい。

風邪や歯医者のお金なんかの医療費は全部それぞれが自己負担していたので今回の入院通院もそんな感覚だったらしい。
どうもある程度溜め込んでるがマンションローンに充てるからと必要経費計算をしてないらしい。またマンションの件に関しては別にタイトルを立てるが、とにかくこの怪我で一気にローン問題が深刻になる。

そんなわけで何がなんでも働かなきゃいけないのだ。

うちの職場はこう言う福利厚生的な事については超ホワイトでパート正規関係なくきちんと向かい合ってくれる。

しかし雇用側もこんなパターンが初めてで怪我をした人間をどう現場で使って良いかわからず戸惑っているようだった。もしまた職場で怪我をさせたら労災で監査も入る。職場としてはあまり宜しくない。それに職員の安全を守り尚且つ生活も保証していくのも雇用側の勤めなので中々悩ましい。私はそれに見合う労働の対価を払えないので私も悩ましい。

体をつかう仕事なので尚更だ。

話し合いを沢山してもらいウンウン言いながら少しずつ復帰したのだが


まず一番に直面したのは「寒暖差」だった。足ではない。体調が激しく崩れた。

復帰は11月。どんどん寒くなる時期でおりしもコロナ。

私はとてもラッキーな事にコロナ前に入院し、面会なども普通にあり入院中にコロナの大パニックをスマホニュースで知り、大混乱でマスクやトイレットペーパーがない事件の間は入院中または退院したてで引きこもりだったのでパニック社会に揉まれていない。
唯一次男がリモートになり私がずっといるのに会社の会議とかをしなきゃいけない、気を使う、濃厚接触者になり家族のためにきちんと消毒しなきゃいけない窮屈さに耐えかねて家を出て一人暮らしし始めたのが我が家のコロナパニックである。

(私は仕事柄状況変化には適応しやすいし消毒衛生も苦ではない。だからといって不衛生もそこそこなら気にならない。その場そのに合わせるんだが今回は家族のためにきちんとした事が彼には窮屈だったらしい)

まぁちょうど一人暮らしはさせたかったからよかった。長男は大学で出たのだが次男は自宅近くの学校過ぎて出るタイミングを逸していたのでちょうどよかった。

話がそれた。

そう、コロナ禍復帰。冬。
とにかく寒かった。
元々暑い寒いは苦手なんだが
換気で窓を開けている職場が辛かった。エアコンはつけているんだけどとにかく寒い。

体温がずっと35度代で36になることが無い。なんなら日によっては34度9分とかだった。

なぜか。

脚を切って筋肉痛が爆裂に落ちているから。

今でこそ左右対称になってきたが右足かなり細くなった。

下半身の筋肉がおちるの代謝的に致命傷で歯の根がガチガチ言うほど寒かった。

二年適温の部屋にこもっていたのもあるがとにかく脚を切るなら春夏をおすすめしたいくらい初年度の冬は辛かったし、もう歩けるのに通勤が辛かった。

これに慣れるのにやはり一年かかった。家事以外の体の使い方に慣れていない。リハビリでしゃがんで立つ訓練するのと仕事で立ったりしゃがんだり四つ這いになったり立ち膝したり屈んだりの動作をするのは全然ちがう。
右足を庇うから左足が痛くなるし脚を投げだしてすわるのは脚にはよいが腰には悪いらしくたちまち腰をやられた。リハビリの先生これもおしえといてほしかった。座るのは投げ出し座りが一番、次にまぁいいとするなら胡座。とんびすわりと正座はダメっていうから〜真面目に投げ出し座りしたのにー。

これくらいならやれるかな?ってシフトを組んでもらっても、組んで貰ってもどこかが痛くなってシフトを変えてもらい本当に申し訳なかった。

これもまた書こうと思う。

とにかく日常生活と職場復帰ではかなり違いがある。
いつでも休めたりスピードを求められない日常生活と仕事は全然ちがうのだ。身体はそこにもなれなければならない。

子育て終わってて本当によかった。

育児と職場の二重仕事は無理だ。

続く

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