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フルーチェがフラグ!?(自分看護記録NO.1続くかは未定)

6月18日
S:
「喉がなんとなく痛いです。痰が絡みます。冷房つけて寝てるからかもしれ ません。」
O:
1週間前より自己免疫疾患での自覚症状(倦怠感・頸部の腫れ)出現のため受診。採血結果確認。前回と著変なし。軽度咽頭痛の訴えあり。診察しごく軽度の発赤。去痰薬、抗炎症薬処方となる。
A:
自己免疫疾患の憎悪は認められないが、本人に自覚症状があり、急激な憎悪の可能性も否定できない為、引き続き留意していく必要あり。咽頭痛についても、投薬治療にて経過観察行っていく必要あり。
P:
内服後の様子観察に努めていく。

なんとなく、喉の違和感があった。
内服薬を処方されて3日間ほどで症状がなくなったので内服を中止した。
(医師にもそのようにするように言われてたから)
やっぱり、エアコンかなぁ~なんて思いながら週末はパン祭りをして過ごす。

6月24日 朝
S:
「フルーチェを食べた後、なんだか喉がかゆくてたまらない。」
O:
朝食時にフルーチェ(イチゴ味)を摂取。摂取直後より夫へ上記訴えあり。咽頭の掻痒感以外、意識清明、呼吸困難なし。発熱なし。
既往歴として、乳・バラ科のアレルギーはなし。念のため、抗アレルギー薬の内服をすすめ内服する。
A:
一時的な刺激によるものと考えるが、引き続き観察が必要。
P:
抗アレルギー薬内服、含嗽の実施。全身状態の観察に努める。

フルーチェ食べたら、のどがかゆい!!
人生で初めての経験、だった。
いつの間にやら、何かしらのアレルギー持ちになってしまったのかと思い、焦った。ほかの食べ物を食べたがフルーチェだけに感じる、喉のかゆみ。なんか刺激的だったのかなぁーなんて、のんびりして午後出勤へ。

でも、これがフラグだなんて。

6月24日 夜
S:
「やっぱり、フルーチェ食べると喉がかゆい」
O:
仕事前、喉の掻痒感軽度を感じるがそのほかの変化なし。発熱なし。発熱ないため出勤。勤務中、軽度倦怠感感じるも体温測定し発熱ないため勤務継続。
仕事より帰宅後、夕飯時に再びフルーチェを家族と摂取。摂取直後上記発言あり。また、急激な倦怠感と悪寒が出現。食事を中断し、即マスク着用。寝室にて隔離する。
体温測定し、37.7℃。以前にも仕事の疲れで帰宅直後に発熱した経歴あり。
A:
疲れによる発熱か、感染症によるものかの判断は現時点では難しい。しっかりした休息と家族からの隔離をし、経過を見ていく必要あり。
P:
休息環境の整備および家族との隔離。また翌日の用事に対する予定変更の連絡実施。

再び、フルーチェ食べたら(どんだけ好きなんだ!)やっぱり、喉がかゆい!!!
痛いのではなく、かゆい一択。

そして直後に発熱。なんていう展開。
もう充分、フラグ立ってたけど気が付かなかった。

以前、現在5類の流行り病にかかった時は、とんでもない喉の痛みから始まったので、また罹ったらきっとまたあの痛みが襲ってくると信じて疑わなかったから、である。


6月25日 朝
S:
「せっかくのお楽しみに行けなくて、とてもつらいです」
O:
深夜から体温上昇し、最高38.8℃。湿性咳嗽頻回。喀痰すると黄色粘稠痰。咽頭の掻痒感は消失するも痛みに変化。食欲低下あり。水分とインゼリーのみ摂取。
本日予定していた知人とのあんみつの会を延期とした。本人精神的落ち込みあり。
A:
感染症罹患の疑いがある。食欲低下起こしており外気温も高温のため脱水の危険性も高いと考える。昨日の発熱開始から12時間経過以降に医療機関受診、または自主検査の必要あり。さらに本人への精神的ケアに努める必要あり。
P:
脱水起こさないように水分摂取、また室温管理に努める。また咳嗽頻回であるため、呼吸状態にも留意必要。酸素飽和度測定、適宜実施。発熱後12時間経過後、自主検査の実施。精神的ケアの実施。

バッチリ、発熱。
これはもう、確定でしょ。
さすがにこの時点で、例の5類のアイツを疑わざるを得ない状況だ。

2年ぶりの高熱にグッタリ。
もう気力ベッコリ。だって久しぶりに会う人と「あんみつ みはし」に初めて食べに行く約束してとっても楽しみにしてたから。
食欲もパッタリ、なくなる。でも水分は取らなきゃと自分へ自分鬼看護師が猛烈に水分補給をスパルタのごとくすすめていく。おかげでトイレ、頻回。

そして、迎えた発症12時間経過後。

バッチリ、だ。

悲しいくらい、バッチリ陽性反応。
もう原因が分かったから、おとなしく寝ていようと思ったのだけど、自己免疫疾患持ちなのと、咽頭痛と咳に対する薬が欲しくてかかりつけ医に連絡。すると、かかりつけ医では発熱対応はできないよーって言われた。

そうか、では、他をあたるしかあるまいな。

こんな時は、困った時に連絡するとたいていの症状は見てくれる、いわゆる「なんでも屋」的なクリニックへ連絡。
(内科・外科・整形外科なんでもござれ!予約なしで!でも電話はして!なクリニックはめちゃくちゃ混んでるけど、ありがたい)

電話して、コロナ陽性なことも伝えて、診察OKもらえたので受診。車で行こうとしたけど、意識状態と反射神経がどうにも信用ならないので徒歩でトボトボ行くことにした。
普段なら徒歩10分、今日は徒歩20分。歩くだけでフラフラ、マスクと外気温が高温すぎて息苦しくてフーフー言いながらなんとか到着。

隔離室に案内されて、待つこと30分。
(な、長かった。でも見てもらえるだけでありがたや)
無事に診察、処方してもらう。

すぐ近くの薬局へ。外から見るとたくさんの高齢者が待ち合い席に座っている。これはマズイ。私は入るべきではないので、外からジェスチャーで薬局受付の人を呼ぶ。何事かとすっ飛んできてくれて、事情を話すと即座に処方箋を受け取り、再びすっ飛んでいった。
暑いけど、外で待つこと、致し方なし。
15分後、薬剤師さんがこれまたすっ飛んできてくれた。
手元の処方箋控え見ると、赤文字で
「コロナ陽性、外で待つ」
と書かれていてなんか果たし状みたいだなって変なツボに入って笑いを堪える。
私、高熱でどうかしてしまった。

笑いを堪えながら、薬を受けとり、再び20分歩く。途中自販機で普段は飲まない緑茶を買った。
カテキンパワーのご利益を得たかったのか。
とてつもなく美味しく感じた。一気に飲み干した後、頭の中のモックンが
「えぇお茶は、なんぼあっても、えぇですよ」
って囁くから帰り途中にもう一本追加して、帰宅した。



これを書いているのは、発症3日目の午後です。ちょいと起きていられるようになりました。

いつも、罹患しないように細心の注意を払っていたのに(外出時は基本的にマスク、仕事時はもちろんマスクにフェイスシールドを自主的に着用)
あっさり罹ってしまいしょんぼりしてたのですが、この数日罹患した自分と、それを俯瞰的にみる自分(おそらく医療職の性、でしょうか)がいて、なんかおもしろいなと思って記録してやるー!!と思い立ち、noteに記し始めてみました。
記録するなら、看護記録でと思い、SOAPを取り入れて見ました。

でも書いてたら、私、病棟時代この記録書くのめちゃくちゃニガテだったなーと思い出して疲れました。
どうか記録の添削はご勘弁を!

ちょっと疲れたので、寝ます。

続きは、あるかもしれないし、ないかもしれないです。


美味しく飲んだ緑茶、「綾鷹」だったのに今日気が付いた。ごめんよ、頭の中のモックン。
これがブレインフォグ、なのか。


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