『私は、ここにいる。』

(kazuyoさん♫ アガパンサスの美しいお写真をありがとうございます❤️)


梅雨も、だんだん終わっていく。

「今」雨が長く続いていたとしても、自然界は変化して動いている。


それは、

長く会っていなかった友人と再会し

「なんだか雰囲気、変わったよね。」と伝えても


友人が「そうかな?全然変わらないよ。」と答えるように

いつも見ていないと、わからないようなこと。


昨日雨の中、歩いていたら

セミの抜け殻が、転がっていた。


今、

セミたちは隠れて成長している。


梅雨明けには

「いつの間に?」と思えるけれど

いきなり近くの木を騒がしい夏にしている。


人の目には見えない、自然界は広すぎる。


初めて福岡へ飛行機で飛んだ時、

小国と言われる日本も、広くて大きいと感じた。


便利だから、

何事も早く進んで「狭いものだ」と感じていた。


それでも、山ばかり見える風景に

人の暮らす街はほんの小さな一部分で


全体の日本という島があって

自然界のバランスを保っているんだとも、思えた。


海を越えて世界を知りたい、という

大きな夢も尽きないけれど


一方で、「私」は一点の存在に過ぎない。


メディアは広い情報を伝えるけれど、

出来事は「私」のことではないものばかり。


『私は、ここにいる。』

アガパンサスの花を初めて見たのは、ハワイだった。


その後に見つけたカッティングボードに

アガパンサスの花を見つけて

それは15年ほどキッチンに飾られている。


花言葉を知った当時の私には

なんだかピンとこないものだったけど。


40代になって、今、ここの「私」に気がつく。

なんでもない日常が、幸せであること。


大きな成果を求めなくても

キッチンでできる小さなことが、たくさんある。


過去や未来の「考え事」が止まらない時には

目の前の「今」

アガパンサスの花を楽しむことにしている❤️




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