紀伊國屋書店ららぽーと横浜店様の思い出

今更の告知です。
紀伊國屋書店ららぽーと横浜店にて私、須藤古都離の書籍を買っていただくと、サインとプチメッセージがプリントされたレシートが発行されるというキャンペーンが始まりました。

八月末までですので、お近くの方は是非、紀伊國屋書店ららぽーと横浜店で『ゴリラ裁判の日』もしくは『無限の月』を購入いただければと思います。


ららぽーと横浜店、実は実家がめちゃくちゃ近くて二十歳くらいの時に通ってたので、思い入れのある書店でした。

先日、実家に帰るタイミングで挨拶に伺い、文芸担当の方、店長とお話ができて不思議な感慨を覚えました。

本が出るのは二冊目ですが、いつも通っていたあのお店に自分の本が並ぶなんて、なんだか不思議です。

かつてららぽーと横浜店で買った本の一部

ららぽーと横浜がオープンしたのが2007年。
ちょうど僕は19-20歳になる節目くらいのタイミングでした。
あの頃に好きだった人たち、松岡正剛、菊地成孔、福岡伸一先生。
松岡正剛さんの本を開くと、昔の自分が引いた傍線や書き込みで、読める状態ではありません(笑

天野さんのイラストに惹かれて買ったシャンサもお気に入りの作家。訳されてる本はほぼ読んでる。恐らく当時買った唯一の文芸書。

ジャクリーン・ノヴォグラッツの『ブルー・セーター』とかティナ・シーリグの『20歳の時に知っておきたかったこと』、ドラッカーの『マネジメント』、ビジネス書も多く買いました。

埴谷雄高の『死霊』は買うか買わないか、ずっと迷って結局買わなかったことも、いまだに覚えてます(笑

19歳の時に大学を中退しました。
その後、自分の人生がどうなるかなんて、真剣に考えていませんでした。
あの頃、何も知らなかった自分が、ふらふらと歩きながら本屋で出会った本や、思想たちが今の自分を支えてくれていると、心から思います。

誰かが書いた本が、今日も誰かの人生の糧になりますように。

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