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神様とロケット(story cubes を使って創作してみた)

ストーリーテラーになりたいのでstory cubesを使って創作の練習をしてみる。
storycube とは子供用の知育玩具だ。サイコロが九つあり、それぞれの面に絵が書いてある。例えば、笑っている人、鳥、魔女らしきモチーフが描かれている。そしてその絵の題材を使って自分なりに解釈し、お話を作ってみるというのがstory cubes  の使い方になる。 


自分が使ったのはファンタジーバージョンで、通常のやつとは違いメルヘンな絵が描かれている。

今回は初めてなので、とりあえずサイコロを三つだけ振った。
出てきた目に描いてあったのはハープらしきもの、ロケットらしきもの、宮殿らしきもの。サイコロの絵が何であるかは創作者に委ねられるので自分の解釈で物語を作ってみた。出来上がったのが以下になります。推敲とかはしないで、30分くらい時間がかかった。良ければ読んで欲しい。
 

ファンタジーなものがテーマになっているのでロケットでは無いと思う。



題名  「神様とロケット」


雲の上の神殿から神様は今日も地上を見下ろします。全てを終えた神様は暇で暇で仕方がないのです。神様は地上界をずっと眺めて、人間の営みを不思議そうに見ています。完全無欠な神様には下衆のやることがよくわからないのです。しかし、他にすることもないので日がな一日、下界を観察してます。


その頃、地上ではロケットが打ち上げられるところでした。このロケットはお金持ちが狂気で作り上げたものです。このロケットの目的はとにかく空に向かってまっすぐ進むこと。お金持ちはこの世界のどこかに神がいると考えていました。なぜなら、神が完全無欠であるならば存在という形をとるに違いないと信じていたからです。そのお金持ちは非存在よりも存在を完璧なものと思っていたのです。そこで彼はロケットに自ら乗り、地球の隅々、宇宙の隅々を観察して神様を見つけ出そうとしたのです。待ちに待った出発の時、お金持ちはもはやお金持ちでは無くなっていましたが、そんなことは気にしません。そして、轟音をたてロケットは出発しました、まずは月にめがけて進行です。

その様子を神殿の神様は見ていました。神様は当然人の心が一応わかるので元金持ちの目的を知ることはできました。理解はできませんでしたが。しかし、なんとなく彼を助けてやりたい気持ちになり、神殿の場所を教えることにしました。ただ直接居場所を教えるのは面倒なので、宮殿にあるハープを奏で、音で場所を教えることにしました。神様はハープを2回、触り音を出してやりました。そのあと、神様は彼がやってくるのを待っていました。

その頃、ロケットは出発した時は何も異常はなかったのに、いきなり空中で爆発しました。その引き金となったのは神様のハープです。神様のハープの音は周波数があまりにも高かったため、ロケットはそれに耐えることができず、無残にも爆発しました。


人々は爆発したロケットを見て汚い花火だと思いました。そしてすぐに仕事に戻りました。その後、神様は不合理な行動をとってしまったために神様をクビになりました。おしまい。


感想

我ながら酷い出来だった。うすうす感づいてはいたが、何かを書くという能力がかなり低いんだろう。ただ、それはそれとして、物語を考えるというのは脳の普段使っていない部分を刺激している感じがしたので、たまにやっていこうと思う。
皆さんもやってみては????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????

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