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本のタイトルでしりとり(No.5)

4.『その向こう側』野中柊
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5.『私の暮らしかた』大貫妙子

しりとりシリーズ、相変わらずののんびりペースの更新です。
『私の暮らしかた』は、3年ほど前に読んだ、シンガー&ソング・ライター大貫妙子さんのエッセイ集。
年老いた両親との暮らし・別れ、葉山での猫との暮らし、身の回りのことから、自然エネルギーのこと、平和 …… まっすぐな気持ちが伝わってきます。

人はそんなに急いで生きてはいけない。おいていかれるような気になる必要もないだろう。
階段を二段おきに飛ばして駆け上がっても、飛ばしてしまったステップに大切なことが書いてあったかもしれないのだから。
自分が頭の中に思い描くことも、その「時」がくるまで叶わないし、また叶わぬまでも、それを捨てることなく持ち続けることが大切なのだろう。

(あとがき「私の暮らしかた その後」 より)

その「時」がくるまで…
本当にそうだなぁ。
時には、想っていたのとは違うかたちで叶うこともある。
この先も、心の中にある思いを大切に、私ペースで歩き続けていこう。


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