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フクロウ

1994年から2015年までの16年間、創作コピー誌を発行していました。基本は年4回発行で、その通りに発行出来ない年もあり、最終85号で終了しました。メインは、小説なんですが、ポエムやエッセイや川柳なども掲載していました。創刊からしばらく、書き手は私だけ、読んでくれるのも友だち数人だけでした。途中から、執筆者も増え(何かの雑誌で募集したような・・・)内容もページ数も充実しました。

そもそも、この本を発行しようと思ったきっかけは、高校からの友人との談笑でフクロウの話がでたから。どんな内容だったかは忘れましたが、「それじゃ、フクロウについてまとめてみるね」という流れだったと思います。

最初の頃は、持っているのはワープロだけ。表紙のイラストは、本屋で売られていた「カット画集」から必要なものをコピーしてハサミでチョキチョキ。そしてのりで貼り付けてまたコピーみたいなモノクロの本でした。

2003年の表紙から、カラーイラストになっているので、おそらくこの年からパソコンデビューしたのだと思います。

話しは戻りますが、元々鳥類が好きで、フクロウも例外ではありませんでした。しかし、習性などについてはよくわかりません。当時、何か調べごとをしようと思えば、図書館で本を借りてくるしかありませんでした。

ということで、今見ると大した内容ではないのですが、当時は良くまとめた!と自己満足しておりました。

フクロウミミズクっていますよね。これってどういう風に分かれているの?

その答えは、羽角があるのがミミズク、無いのがフクロウです。

と、当時はここまでの知識でした。
あらためて調べてみると、フクロウもミミズクも生物学的には同じだったんです!

簡単にいうと、羽角があるフクロウ、羽角のないフクロウ、そしてもうひとつ語尾に「~ズク」とつくフクロウがいました。

羽角って何??

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こちらの写真の、耳のように飛び出た羽が羽角です。

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こちらが耳のない丸い頭のフクロウです。

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この子のように、小型(20㎝ほど)のフクロウが、「~ズク」のつくフクロウです。

まあ、おおざっぱに「フクロウ」と呼んでもいいのだと思います。当時の知識から、どうしても羽角があるふくろうを見たら「ミミズク」と呼んでしまうのですが、アメリカワシミミズク、シベリアワシミミズクなど、羽角のあるフクロウにはミミズクという名前が付いているので、そのままでも間違いではありませんね。

小型のフクロウには「~ズク」が付くと言いましたが、そのほとんどが「コノハズク」。例えばアメリカオオコノハズク、サバクコノハズクなどがいます。
ただし、違う名前の小型フクロウもいます。例えば、コキンメフクロウ、アカスズメフクロウなどです。

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フクロウは、よく「森の賢者」とも言われますよね。見た目が賢そうです。飛ぶ時も、獲物に気づかれないように、羽ばたきの音を立てずに飛びます。狩りも上手なイメージです。

森では確かに賢いのでしょう。ただし、人間に飼われているフクロウはそうではないようです。もちろん、赤ちゃんの頃から愛情を込めて育てれば、人間の顔も認識しますし、懐いてくれます。

しかし一般的にフクロウは、あまり人の言うことは聞きません。記憶力はいいので、万一いじめたりしたならば、その人間に対して足蹴りをするなど、敵視して反撃を続けるそうです。

ヨウムという鳥をご存じですか?

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このグレーの羽の子がヨウムです。大きさが分かりやすいように、女の子の肩に乗ったものを紹介しました。かなり大きいですよね。

このヨウムは、人間の言葉を話します。しかも、何と言っているか理解して話すので、簡単な会話ができるのです。
賢いヨウムと、飼い主さんとの会話を紹介します。

カラスも、道具を使って遊んだり、クルミを割ったりと賢いです。
インコやオウムも人間の言葉を覚えたり、歌ったりできます。鳥類は、みんな賢いんです!

なので、フクロウが群を抜いて賢いとは言えませんが、顔立ちだけはトップクラスに賢そうに見えますね。

今回は、フクロウについて書いてみました。
そのうち、我が家のセキセイインコについても語ります。
良かったらまた読んで下さい。


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