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刀剣乱舞を星詠み

前回のブログ『はじめに』から間が空いてしまいましたが、改めて『刀剣乱舞』を星詠み。

初リリース日の「2015年1月14日昼12時」を誕生日、東京生まれ設定にしてみました。

「刀剣」を擬人化したゲームですが、ゲームそのものである「刀剣乱舞」を擬人化の目線で考えると基本は山羊座さんです。お昼に生まれていますので、広く公的なこと、社会的、伝統的な事に実直に向き合う事が定めでもあります。また、文化や知的な楽しみ、単純に「好き」を推して参る楽しさ、愛し愛されること、喜びや幸せを沢山の人と一緒に大きく作り上げていく事が成長や拡大していくことと密接になっています。

刀剣乱舞は「刀剣」のゆかりである背景、人物、歴史的エピソードが欠かせません。伝統や歴史を大切にして更に盤石にしていくことは山羊座の管轄でもあります。それに対して面白く思う事がこのゲームの時代設定は西暦2205年です。未来から歴史を守るため、過去へタイムトラベルをして歴史を守るというSFの要素。この要素はどちらかというと水瓶座や魚座的とも言えるし、歴史の探求という視点で考えると射手座的でもあります。

山羊座さんや水瓶座さんのあるあるで、頑固と言うか、ブレない部分ってあると思うのですが、刀剣乱舞も頑固さやブレない良さがあります。世間や他のゲームで当たり前のようにやるシーズンイベント(ハロウィンやクリスマス、バレンタイン等)の開催はなく、世間のイベントとは関係のない刀剣乱舞側のタイミングで大きなイベントを開催したりします。(でも、正月、豆まき、月見みたいなのはやるところは良い!)自分のコツコツ築き上げたストーリーをより効果的に魅せるという部分も山羊座と水瓶座の成分を持っているからなんだろうなと思います。

打ち出し方や発信で言うと、想像力を具現化する力、並びに財テクが強力です。ゲームからスタートした刀剣乱舞ですがアニメ、舞台(ミュージカル含む)などのメディアミックスへの展開。刀剣の再発見や復元、里帰り、それに伴うクラウドファンディングの集金能力は目を見張るものがあります。

底知れない魅力、隠された素顔みたいなところで言えば、華々しく見える表層部分よりも、もっと深い部分で人々を惹きつける無意識の力を強く持っています。某放送局等で刀剣女子を取り上げている内容の番組を目にするのですが、私の実感としては、ジャニーズ、韓国やアジア系のグループの様なわかりやすい爆発的な盛り上がりの様にはなり辛いとは思っています。盛り上がる中での『好き』と感じるよりも心に染み入るような『好き』であり、人に伝える為には同類の感覚がある人でないと難しいところではあります。

刀剣というアイテムはわかりやすく力の象徴でもありますが、精神的な象徴でもあるように思います。昔の大名のように沢山の刀剣を所持することも良いと思うのですが、それよりも自分の心の置き方を刀を通して調律する人が実は多いのではないかなと感じています。見た目麗しい刀剣男士が多いですが、その見た目もさることながらキャラクターの一言が何気ない日常にふと刺さることもあります。美術館等の展示では刀から見える様なビームみたいな物は出て居ないと思いますが、目に見えない何かを受け取ることもあります。それは密やかに刀と見つめあっているうちに受け取れるものだと思うので、大勢で盛り上がるよりは静けさの共有が近い気がします。刀剣乱舞が好きな人は見えない部分や言葉以上の部分に惹かれていたり、安心感を得ているのではと思います。

今後の刀剣乱舞の方向性としてはもっと大きく海外展開をしていくことが課題に見えます。海外向けにゲームが展開される様子で、刀剣男士のセリフが英語の意訳になっているものを更に日本語で意訳したものが話題になっているものを見ましたが、これは難しいなぁと思いました。侘び寂びを伝える様な感じです。国の文化を完全に理解できるようにするって、難しくはありますがそれでも、「面白いね」「楽しいね」「良いね」と言ってもらえると嬉しいですね。余談ですが日本で人気の(私も好きな)へし切長谷部ですが、海外だと日本程ではないみたいです。侘び寂びは難しい。。。(侘び寂びの意味を調べると面白いですよ〜)

海外展開は課題ではあるもののいつものマイペースに確実に順番に刻んでいく感じで進むのであろうなと思います。非常にアカデミックな内容のゲームのままの展開でユーザーが増えるのは難しいとは思いますが、多分そのままで良いと思います。わかる人は長く続けていくことになるので、地道に頑張って欲しい!

国内的には今年は特にメディア展開が多いですが、それはもうちょっと続きそうです。元々、メディアと相性が良いので、やらないことはないですが、今年は本当に爆発して居ます。来年、ちょっと収まるかな?でも、2024年は体験型のイベントとかにシフトして行きそうなのでそれも期待できそうです。何をやってくれるんでしょうか??


さて、こんなところでしょうか?

読もうと思えば永遠に語れそうなので、取り敢えず、ここまで。

ご拝読ありがとうございました。

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