なでしこリーグを終えて考えるスフィーダ世田谷というクラブ。

こんばんは。

ことです。

今、群馬の敷島から帰宅したところです。

本日10月16日、群馬敷島公園ラグビー・サッカー場でのバニーズ戦で1-1で引き分け、2位の伊賀が敗れたため、スフィーダの自力優勝が決まりました。

まあ、今日の試合で見ると、選手の動きがちょっと固かったというか、ふわふわしてたのかな、と思います。

これは、選手だけでなくて、サポーターにも言えたのでは??🤔、と思うし、現に自分も、ふわふわした気持ちではあった、と思います。

それだけ、今日の試合は難しかったし、相手は開幕戦で敗戦してるバニーズだし(ここ大きかったかも)、前半の惜しいシュートが1本でも決まっていたら…、もっと違う展開になったよな、と思うし、後半は見ていて苦しかった💦。

普段ではあまり出ないミスもなくはなかったし、危ない場面もいくつかあった。
でも最後の最後で踏ん張りきり、結果として、最高の結果になった。

それは普通にうれしかったし、今のスフィーダのサッカーで優勝できた、っていうのがやっぱり感慨深いのです。


個人的には、スフィーダのサッカーはディフェンスなくしてはない、と思っていて、試合を見る時にまず最初にみるのは、ディフェンスラインの高さ、である。

高さが高い、ときは、あ、調子いいんだな、と思うし、ディフェンスラインが高いときは、相手が後ろにボールを入れても、オフサイドをいとも簡単に取れたり、ラインの選手が高速で相手に寄せて、ゴールキックにさせてしまう、また、ゴールキーパーが前に出てクリアする、という結果がわりかし見えてくるんです。

あと見るのは、大竹麻友選手がいかに後ろに下がってディフェンスするか??(もちろん攻撃時ではなくて、ここは守備でしょ、って時です)は、結構見ているんです。
スフィーダが調子いい時は、結構大竹さんが、下がる時はきちんと下がってディフェンスしてるんですよね。

大竹さんは前で勝負してナンボだ、と思ってはいますが、前に行ったっきりにならない動きは、すごくできていたんじゃないかな、というのは、今シーズンの大竹さんを見ていて思いました。

その大竹さんのいないとこを、柏原さんや、長崎さん、三本さんが突いてくることで相手が混乱する、っていうのもありますし、相手からしたら、こういうサッカーされたら嫌やな、というサッカーをしてた、と感じました。

写真は西が丘愛媛戦です

今年については、伊賀、セレッソといった上位チームがつまずいた時に、スフィーダはきちんと勝ち点をとり、そして直接対決を叩き、勝ち点を積み上げたことが、優勝できた大きな理由だな、と思っています。

ここで、今シーズンのMVPを考えたいと思います。

個人的には、渡辺瑞稀選手、だと思ってます。

理由は簡単で、替えがきかない選手だから、です。

確かにMVPの動きをしている選手は他にもいますが、例えば、大竹麻友選手が1試合欠場した、として、代わりにそのポジションをできる選手はいる、というか、代わりの選手が入って、遜色ないプレーをしてくれる、って想定はできる、と思うんです。

これは、他の選手にも比較的言える、と思うのですが、瑞稀さんについては、ガチで替えがきかない。

逆に、瑞稀さん1試合欠場、ってなったら、正直やばいな、と思う。

前も書いたんですが、スフィーダの今の課題って、センターバックの層の薄さ、なんですよ。
瑞稀さん、戸田さんが欠場、ってなった時に、やはりこの試合きついな、と感じてしまうんです。

自分は他のサポーターさんに比べてユースの知識がほぼない(事実なんで)ので、ユースで高い能力のあるセンターバックの選手がいたら、早くトップに引き上げるべきだと思うし、早急に瑞稀さんの代わりができる存在は作らないといけない、と思います。

また、今シーズン、一番成長したなあ、と思う選手は、三本さんと、倉富さんだ、と思ってます。

倉富さんは、今シーズン加入で、左サイドバックにピッタリとハマって、奈良さんのいた時と遜色ない存在になってる、っていうのは、シーズン前には思ってなかったとこはありますが、三本さんについては、出場の時間が飛躍的に増えた、っていうのがありますね。

70分ぐらいで交代っていうのが、90分フル出場する試合が増えたり、とか、交代の優先順位も最初の方ではなくなってきた、というのがあるんですよね。
スタミナがついたのか、90分動くコツを掴んだのかはわかりませんが、動きがふめることで
中盤のスタメンがある程度固定できるし、交代したとしても、戦力を落とす交代ではない、という選択肢がふえることになるんじゃないかな、と思います。

あとは、やはりここ、というときの、樫本芹菜選手の存在は大きいですよね。
今日の試合でも、小さなミスが目立ち出したときに、交代で入ることによって、チームが落ち着く、というか、焦らなくてもいい、というのが見えて、安心して観れた、というのはあります。
芹菜さんには、チームを落ちつかせるメッセージを持った選手であってほしい、と思うし、またそういう選手だな、と思います。

このメンバーなら、正直WEリーグ行ってもそんな遜色ないやろ、とは思うんですが、自分的には、まだWEに上がらなくてもいいんじゃない??と思っていて、ちゃんと地盤を固めて、選手も本当にWEに上がりたい、と思えた段階でWEに上がる、ってことを意識したらいいんじゃない??って思ってます。

でも、今のスフィーダは怖いチームだと思うし、怖い分だけ魅力がたくさんあるチームだ、と思ってます。

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