年のはじめの決意表明。
2020年1月1日。
気がつけば朝の5時になっていた。
途中で寝ようと思っていた番組をついつい最後まで観てしまい、結果的に徹夜してしまったのだ。問題はあと3時間後にはもうバイト先に到着していなければならないこと。私は寝るのを早々に諦め、シャワーを浴びた。
流石に朝はほとんど人の通りが無かった大通りも、先程帰って来る頃には普段の休日と変わらない賑わいで、開いているお店の灯りも予想よりもはるかに多かった。正月に休む、という文化が消えようとしているようで少しゾッとする。かく言う自分正月は稼ぎ時、と割り切っているので消そうとしている一人なのかもしれないが。
閑話休題。2020年が始まった。
私は非常に意思が脆弱な人間であるので、どうか誰か聞いてほしい。
自分を甘やかすことばかり覚えた人間が、今年こそ変わりたいと思って立てた目標がこれだ。
【目標】無病息災・自己肯定感の会得
私は自営業者なので身体が資本である。健康あってこその毎日なので「無病息災」。そして、健康な肉体に健康な精神も欠かせない。よって「自己肯定感の会得」。この自己肯定感には長年苦しめられている。だってそんなものないんだもの。じゃあなぜ無いのか。自分で努力して得られた自分、というものも自分で認められていないから。私はそれを仕事で得ようとしてきた。でも気付いたのだ。仕事において「私はよく頑張った」と自分を認めることはきっとない。常に「まだまだ頑張らなきゃいけない」ところに居続けるだろう。言えるとしたら、辞める時か死ぬ時だ。なので、日頃の生活において求めてみようと思う。雑にしがちな日常をきちんと生きることが、私の人間としての肯定につながる気がしている。そうであったら良いと願っている。そのために挙げるのは以下の五箇条だ。
一、帰宅後はすぐに風呂に入ること
二、ゴミはためないこと
三、集合、待ち合わせの30分前に到着することを前提に動くこと
四、比較するときは他とではなく、自分と比較すること
五、相手にも自分にも利にならない嘘は吐かないこと
客観的に見ればどれも非常に簡単で、当たり前のことだ。でもそのことが出来ていない、ということがさらに今の自分を貶める。「当たり前のことがなぜできないのか」と。
健やかで、自分を自分で愛せる人間になれるように、私は私と闘わねばならない。
最後まで読んでくださってありがとうございます。