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こんにちは、自分経営診断士の岩崎聡史です。
「”分かる“が増えれば人生が変わる」をキャッチフレーズに、皆さんの“分かる”が増える記事をお届けしていきます。

本日は、自信についての「分かる」をお届けいたします。
「自信」という言葉はよくでてくるキーワードですが、多くの人にとってなかなか捉えどころのないものでもあるように思います。
私も、自信とは何かという問いに明確な答えを持てずに長い時間を過ごしてきました。
自信が捉えどころがなく思える要因は、自信があるように思える時とそうで無い時のギャップの違いにあるように思います。
自信を持てている時の自分からすると自信がないという状況そのものがとても理解しがたいものになります。
一方で自信を失っている時こそが自信を持つことが重要であるにも関わらず何をしたら自信が持てるのか分からないという矛盾を突きつけられます。
多くの場合、実績を作れれば自信が持てると思い頑張りますが、その実績を作るために自信が必要なのです。

そんな日々を過ごす中で多くの書籍を読み、そして自分の中での「自信」の定義を探しました。
私が見つけた自信の定義は、「自分の価値を信じること」です。
かつての私と同じように多くの人が「価値=能力」と考える傾向にあります。
今の私はそうは考えません。その定義だとすると能力がない赤ちゃんは無価値ということになってしまいます。
この意見に賛同する人は少ないと思います。だから赤ちゃんや他の人に無条件に価値があるように、私自身にも同じように無条件で価値があると信じること、これが私の自信の定義です。
そしてこれは根拠のない自信ということができます。
つまり自信にはこの根拠のない自信と、実績や能力からくる根拠のある自信の2つがあります。
このように自信を2つに分けて捉えることで、今の自分に足りないのはどっちの自信なのかを明確にし、道筋を明らかにすることの手助けになるでしょう。
根拠のない自信、根拠のある自信それぞれに特徴があります。
根拠のある自信の特徴の一つに、より強い根拠によって消滅してしまうというものがあります。
根拠があるが故に分かりやすく、信じやすい一方で脆さを兼ねています。
それに対し根拠のない自信は、分かりにくく見つけにくいものですが、一度手に入れてしまえば、それはほぼ永久に自分のものとなり、失うことがありません。
ぜひ、自信を2つに分けることで、人生に「自信」を手に入れる一助にしていただけたら幸いです。

サラリーマンであっても、学生であっても、主婦であっても、もちろん経営者であっても、一人ひとりが自分自身の人生の「経営権」をその手中に治め、自分の意思決定に沿って生きることで世の中はもっとよくなると信じています。
そして、「分かる」を増やすことで、あなたの人生の経営辞典が充実していくお手伝いすることが私の人生経営のミッションの一つです。
これからも、物事を“分ける”言葉の力を使って、世の中の“分かる”を増やすことに貢献していきます。

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