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大好きなのは、瀬戸内海

こんな記事を見つけた。

「音楽が聴けない」「テレビを見れない」実はうつのサイン?うつと気が付きにくい症状|精神科医が解説(ヨガジャーナルオンライン) - Yahoo!ニュース

6~7年前だったか、実はこの状態になったことがある。音楽が聴けず、テレビを見ることもつらい。音があるのがつらいと感じるのだ。

しかし、当時の私は、それがSOSサインとは感じず…というか、感じているのだけど認めたくなくて、スルーを決め込んだ。そしたら、ついにイヤホンをしないと外に出られないという状態になってしまった。

休みの日も、音があるのが許せない。エアコンや照明の音にすら敏感になり、電気を消し、テレビやラジオも消し、窓をあけて過ごさないといられない状態になった。我が家は田舎なので、鳥がたくさん来る。鳥たちのさえずりや生活音なら、ギリギリ耐えられるという感じ。今思うと、明らかにおかしいね。

当時、私は仕事に強いストレスを感じていた。でも、それを乗り越えなければ未来がないと感じていたから、とにかく必死で自分を抑え込んでいた。それがこの状態を作り出したのかもしれない。

1年が過ぎ、どこに行くのもイヤホンを手放せなくなっていた私は、この生活に限界を感じていた。当時、カフェで過ごすのがトレンドみたいな風潮があり、癒されるかもとカフェに行くも、やっぱりイヤホンが手放せない。この時、私は悟った。私はカフェではくつろげないタイプなのだ。むしろ、かえってストレスを感じてしまう。

そんな時、家族の誘いで瀬戸内海に行く機会があった。人がほとんどいない岡山の海で休憩をした時、海をのんびり眺めたのだけど。

瀬戸内は内海なので、穏やかで優しい。水面を眺めながら、優しい波の音を聞くうちに、私は体だけでなく、頭や心が緩むのを感じた。スーッと体が楽になり、心が楽になり、緊張が和らいだのだ。

上記の記事を読むと、私は絶妙のタイミングで海に行ったことになる。限界に達しようとしていた私を、海の青、空の青が元気にさせてくれた。私はもともと青色が大好きなんだけど、セロトニンの分泌が関係しているのかもしれない。

この時以来、私は定期的に海を見たくなる。好きなのは、もちろん瀬戸内海。ダイナミックな海も好きだけど、穏やかで優しい瀬戸内海が一番好き。西日本に住んでいる私にとって、なじみ深い海であるということも関係しているだろう。

瀬戸内海以外だと、グアムのタモンビーチも大好き。あの透き通るような青の海を初めて訪れた時、天国かな?と思ったものね。私はハワイも行ったことがあるのだけど、グアムが好み。タモンビーチ、また行きたいなぁ。海に入って、ただただぼんやりと過ごす時間は、至福だった。

と、こんな風に書いていると、海に行きたくなるな。仕事が落ち着いたら、大好きな岡山のあの海に行きたい。それを目標に、がんばろう。

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