【新しい働き方LAB第2期】見つけた!これが私の新しい働き方 #研究報告書
こんにちは、「新しい働き方LAB」2期生のことのは舎です。
2022年6月から取り組んできた第2期研究員の活動を振り返り、「最終報告書」として結果や学び・気づきについてまとめます。
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◆実験テーマ
「WEBライターという働く場所を選ばない職種でも、地域のキャリア教育に貢献できるか」
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◆実験の目的と背景
第2期では、自分自身の仕事から一歩外に踏み出して「地域のための活動」を開始したいと思い、研究テーマを決めました。
特に、子どもたちに向けたキャリア教育、働くことへの理解を深めるお手伝いがしたいと思ったのです。
そう思った理由は、WEBライターという「自分が好きな仕事」に加えて、地域貢献活動という「やってみたいこと」、この2つが実現したら、より充実した毎日が送れるのではないかと考えたからです。
「地域貢献活動=キャリア教育」と考えた背景は、前職で出会った中学生・高校生・専門学校生・大学生たちの姿がきっかけでした。
前職では会社にインターンシップ生を迎える役割を担っていたのですが、ほとんどの学生・生徒が働くことについて実感がなく
「どんな働き方がしたいか、どんな大人になりたいか、真剣に考えた経験がない」という子どもたちが意外にも多いとわかりました。
いま学校で学んでいる子どもたちが仕事に就く頃には、デジタル化やAIの進歩で「働くこと」の在り方が大きく変わる時代だと言われています。
フリーランスという働き方が当たり前になっているかもしれないし、リモートワークももっと多くの業種で広がるかもしれない。
これまで会社員(フルタイム、時短)・パート・フリーランスと様々な勤務形態を体験した私なら、
それぞれの立場から見た視点や、これからの社会で求められる能力について子どもたちに伝えられることがあると思いました。
そこで、好きなWEBライターの仕事と地域のキャリア教育活動、この2つを両立することを今回の研究テーマに掲げました。
◆活動の概要
【対象】
高知県内の中学・高等学校に通う生徒
【内容】
上記の生徒たちに対して、働く意義やフリーランスという働き方があること、これからの社会で求められる能力などについて伝える
【目標】
高知県内の中学・高等学校において、研究活動期間中に少なくとも1回はキャリアに関する授業や講演を実施すること
【効果測定】
アンケートを実施して、講演等への生徒の反応がわかり、数値化できるデータを集める
◆結論と根拠・気づき
結論から述べると、今回の活動では「県内中学校・高等学校でのキャリア教育の実施」は実現できませんでした。
理由は、当初予定していた以下の内容が通常業務の多忙などにより思うように進まなかったためです。
ブログ、SNSなどを通じて広報活動を行い、学校への宣伝をする
同時進行でキャリア教育授業のためのコンテンツ制作
サンプル動画を制作し、講演の内容をよりイメージしやすくする
なので、働き方実験の目標達成の面から見ると「失敗」です(涙)
ただ、中学生や高校生にもわかりやすくキャリアや働き方の話をするために、コンテンツ制作を進める際には
「今までの自分の働き方」を振り返り、「これから目指す姿」についてじっくりと考える時間を取りました。
その中で改めて、自分自身のキャリアの方向性を見出したのです。
そうして自分と向き合い、これまでとは違う働き方と自分の表現の仕方に挑戦し、いくつか成果を得ました。
◆実験で得たもの+今後の活動
上記の通り、私は今期の研究員活動で様々なチャレンジの場に恵まれました。
今まではライターとして文章を書くことをメインの活動としてきましたが、今回は「人前で話をすること」を意識した内容です。
その源泉にあるのは、「キャリア教育で生徒たちの前に出たとき、わかりやすい話ができるように」という考えと、「自らの表現の幅を広げたい」という想いです。
これらの挑戦を通して私が得たものは、次の3つです。
セミナー登壇で自らのキャリアに自信が芽生えた
誰かにアドバイスしたり、私の知見を提供することの楽しさを実感
文章を書くことと、誰かと話すことの両方で活躍したいと思うように
こう思うようになったのも、8月にランサーズ社のウェビナー登壇のチャンスをくださった、新しい働き方LAB 市川所長のおかげです。
本当にありがとうございます!
今後の活動としては、以下のようなことを考えています。
今期に実施できなかったキャリア教育に引き続き取り組み、実現する
そのためにインスタライブやセミナー活動を通して表現力を磨く
ゆくゆくは、ランサーズブートキャンプで講師をしてみたい
初心者ランサーさん、ママさんフリーランスを支える活動を目指したい
今回取り組んできたセミナー登壇やMENTAの活動は、広い意味ではキャリアについて語ることも含むので
私が挑戦してみたい「キャリア教育」にも、必ずどこかで通じるものだと考えます。
◆まとめ
当初予定していた、中学校や高校でのキャリア教育の授業は実施には至りませんでした。
しかし、キャリア教育について真剣に考えていたら、自分のキャリア開発につながり、新しい道を進み始めることができました。
そして今回進み始めた新しいキャリアの先には、私が理想としていた「地域の子どもたちへ働くことについて考える機会を提供したい」という活動も道筋として入ってくると思います。
いま進んでいる道と、キャリア教育への道は将来交わるものであり、今回の活動も無駄じゃない。
これから本格的に挑戦していきたい、MENTAや大人向けの講師活動、ライブ配信などを着実にレベルアップさせていき
地元の中学生・高校生へそれらの知見を還元できるよう、今後も精進していこうと思います。
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