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【私の働き方実験】スキルアップ・収入増加・子育てとの両立…6ヶ月間の軌跡 #研究報告書

「新しい働き方LAB」の研究員として活動して6ヶ月。
2021年6月から取り組んできた、私の働き方実験の活動を振り返り
結果やそこから得られた学び・気づきについてまとめます。

◆新しい働き方LAB 研究員制度とは

2021年5月から始まった、ランサーズ主催の取り組みです。
副業・複業・シェアオフィス・テレワークなど働き方が多様化する現代。
もっと自由に自分らしく働くために自分で「働き方に関する仮説」を立て、それぞれの活動をしてみよう!というものです。

私はこのプロジェクトの中で、Udemy指定企画の研究員として、2021年6月15日から11月15日までを実験期間として活動しました。

◆実験の目的と背景

今回の実験では、次の4つを実現することを目的に定めました。

1)子育てとフリーランスの両立はどこまで可能なのかを試したい。
2)子ども中心の生活の中で、仕事に集中できる限られた時間を有効活用したい。
3)限られた時間内でも、しっかり報酬という成果を出したい。
4)Udemy講座で知識・技術を身につけて、クライアントに質の良い記事を提供できるライターになりたい。

私は現在、2歳と5歳の子どもを育てながら自宅で仕事をしています。
ライターになる前は会社勤めをしていましたが、忙しさのあまり子どもたちに向き合えない生活にずっと後ろめたさを感じていました。
寂しい思いをさせていないか、子どもの変化を見逃していないか…そんなモヤモヤの中で一つだけハッキリしていたことがあります。

やっぱり私は、もっと子どもたちに寄り添った生活を送りたい

それを実現できるのはやはりフリーランスしかないと思い、ランサーズで仕事を始めました。

私が仕事をするのは、平日子どもたちが保育園に行っている間だけ。
家事や買い出しの時間を除くと、1日のうち作業に集中できるのは4時間ほどです。
平日は基本的にワンオペ育児なので、子どもたちが家に帰ってきてからはお世話にかかりきりになります。
だから「1日4時間×平日の5日=週20時間」が、私の働ける最大限の時間。

でも、働ける時間が短いからといって、ライターとしてのキャリアを諦めたくはありません。
そこで、「限られた時間の中で作業効率を高めながら、Udemy講座でスキルを学び、ライター業で月5万円稼ぐことは可能か?」を実験することにしました。

◆実験で検証したかったこと

1.子育てに軸足を置いたフリーランスでも、稼ぐことはできる!

子どもを優先した生活を送りながらも、仕事の時間はしっかりと集中し、収入面で成果を伸ばしていけるかを試したい。

2.Udemy講座で得た知識や技術が、ランサーズのお仕事に活かせる!

Udemyの講座で配信される知識や技術が、実践の仕事に通用するのかを身をもって調査したい。

◆研究活動の概要

LAB実験テーマ

● 実験期間:2021年6月15日~11月15日
● 数値目標:実験終了までに月5万円稼げるようになること
     (実験開始時点の実績は、最大で月3万円ほど)
● 勤務時間:原則平日のみ、週20時間(勤務時間は毎日記録に残す)
● 留意事項:
 1)子どもの保育園行事、体調不良時の通院・看病、振替休日などは
   仕事よりも優先して対応する
 2)平日夕方以降や休日の子どもが家にいる時間は、仕事はせず
   子育てに専念する(子どもと過ごす時間を大切にする)

◆結論と根拠・気づき

1.研究活動から得られた結論

「私の働き方実験」の結論は、以下の通りです。

LAB実験最終報告書2

2.その根拠

LAB実験最終報告書

このグラフは、6ヶ月間の下記5項目の推移を示したものです。
● 週平均の稼働時間
● ランサーズでの提案数
● ランサーズでクライアントからいただく直接依頼・継続依頼数
● Udemyで受講した講座の数
● 手取り収入

稼働時間の増減は、主に子どもの行事や体調と連動しています。
稼働が多い・少ないは仕事の獲得に多少は影響しましたが、特筆するほどの要素とはなりませんでした。

一方で、ランサーズでの仕事は9月を境に以下のような変化があり、その結果として収入の数値目標「月5万円」を9月以降連続で達成しました。

● 平均文字単価アップ 1円→2円
● クライアントからの直接依頼・継続依頼の増加
● 自分から提案しなくても仕事がいただける状態に近づいた

このようなレベルアップが実現できたのは、Udemyの学びがきっかけです。

● ライティングスキル(文章の書き方などのノウハウ面)
● ライターの仕事における心構え(仕事への向き合い方の面)
● 継続して学び続ける習慣ができたこと

私が今回の働き方実験で検証したかった2つのこと。
1.子育てに軸足を置いたフリーランスでも、稼ぐことはできる!
2.Udemy講座で得た知識や技術が、ランサーズのお仕事に活かせる!

どちらも、「実現できた」という結果になりました。

3.実験から得られた気づき

子育ての時間も大切にしたいし、仕事でも成果を出したい。

子育てと仕事の成果という、相反する2つの要素。
研究員開始当初にこれに取り組もうと決めたときは、6ヶ月後に本当に実現できるのか?という不安は確かにありました。
でも、研究員活動を通して子どもと過ごす時間の質は確実に向上しました。

● 子どもと一緒に絵本を読む、遊ぶ、テレビを観る
● その他、日常の何気ない出来事や会話を楽しむ
● 体調が悪いときには、早めに休ませてあげられる
● ママと一緒にいたいときには、ズル休みに付き合ってあげられる

時間の質」は数値化できにくい抽象的な事柄です。
けれども、上記のような子どもに寄り添う時間がしっかり確保できるようになったのは、今回の働き方実験をきっかけに我が家で起きた良い変化です。

私が考える「子育てとフリーランスの両立」とは、以下のような状態を指します。

自分の仕事のために子どもに我慢を強いるのでもなく、
子どものお世話のために自分が仕事を我慢するのでもない。

今回の実験を通して、子どもが家にいるときはしっかり子育てに向き合い、それ以外の時間はしっかり仕事に向き合うライフスタイルが確立し
理想の「子育てとフリーランスの両立」状態に限りなく近づけたことから、「私の実現したかった働き方はこれだ!」と確信を持つことができました。

◆研究に関する考察・これから

今回の実験結果を今後どう活用していきたいか、そして実験が自身に与えた影響について考えてみました。

1.今後への活用について

仕事と子育ての時間を分けるスタイルは、今後も継続する
● Udemyで身についた学びの習慣を活かし、スキルアップに役立てる
● 次のステップとして、月収8万円を目指したい
● 実験内容と同じ取り組みを2022年5月末まで(あと半年間)続け
 「研究員活動のその後」としてデータをnoteで公開する

今回の実験で、理想の「子育てとフリーランスの両立」状態に限りなく近づくことができました。
次の目標月収は8万円ですが、「今と同じ活動をあと半年続けたら達成できるのか?」は個人的にとても興味があります。
どんな結果になるのかわかりませんが、第一期生の研究員として「研究員のその後」のデータを取り、後に続く人の役に立てたら嬉しいなと考えています。

2.実験が自身の「考え方・価値観」に与えた影響

●「とりあえずやってみよう」の精神が身についた
● コンペ・中間発表への挑戦が結果に結びつき、自分を好きになった
● 選ばれるフリーランスになるために大事にすべき価値観が備わった

「新しい働き方LAB」でリュウジさんをはじめ先輩フリーランスの皆さんと出会い、仕事への向き合い方で大事なことをたくさん教わりました。
クライアントから選ばれるフリーランスになるために取り組むこと、いつも心に持っているべき価値観。
それらが学べたことで、自分なりの「フリーランスとしてこうありたい」という指針が定まったのは、大きな収穫でした。

※私なりの仕事への姿勢をまとめたnoteもぜひご覧ください。

3.実験が自身の「仕事・働き方」に与えた影響

● 子育て・仕事・学びのバランスがとれ、生活にメリハリができた
● Udemy講座で、ライターに必要な基礎的スキルが身についた
● 学んだことを実際の案件で活用して、仕事の効率や質が上昇
● ランサーズで継続案件獲得、文字単価アップで仕事の基盤ができた
● クライアントに喜んでいただけることが増え、仕事が楽しい

今回の実験で、インプットした知識・技術を実践の仕事に活かす習慣が身につきました。
「知っていること」を「できること」に変えていくのはなかなか難しいですが、やはりビジネスの成功には重要な要素なのだと改めて認識しました。

◆全体の振り返り

6ヶ月間の実験活動全体を通して得たものは2つあります。

1.自分に自信がついて、新たな挑戦を恐れないマインドが芽生えた

子育て・仕事での成果・スキルアップ。
これら全てを満たせるライフスタイルを確立して、自分のことをもっと好きになり、自信が芽生えました。
そして、新たな挑戦への意欲も湧いてきたことは、フリーランスの活動にも確実にプラスになる収穫だったと思います。

2.子どもと自分自身のメンタルの安定

子どもを見守ってあげられるライフスタイルの実現により、子育てへの後ろめたさや焦り・イライラは減少。
子どももハッピー・自分もハッピーな親子関係に近づいていると感じます。
今は小さくて手がかかる子どもたちも、成長とともに関わり方は変化するでしょう。
でも何歳になっても、子どもたちの心の支えになれる母でありたいと考えています。

フリーランスや副業は特別な働き方ではないし、やりたいと思ったことは、いつだって・誰だって・何だってチャレンジしていい。
年齢も住んでいる場所も関係なく、可能性はみんなにある。

上記は、今回の実験活動を通して私が学んだとても大切なことです。
これを心に置いて、今後も前に進んでいきたいと思います。

◆研究報告書:まとめ

今回の「私の働き方実験」は、
● 収入の数値目標を達成した
● 子育てと仕事を両立するライフスタイルを確立できた
上記のことから、結果として「成功」となりました。

オンライン上のコミュニティに参加したのは今回が初めてで、最初はすべてのことが手探り状態でしたが
「新しい働き方LAB」の挑戦を後押しし、研究員同士で支え合う風土があったから、半年間の研究を無事に終えられました。

noteやTwitterで情報発信をし、他の研究員の皆さんの取り組みを知ることも、とても良い刺激になったと感じます。
フリーランスになってすぐに、「新しい働き方LAB」に出会えたのは本当に幸運でしたし、間違いなく人生の大きな転機になりました。
改めて、第一期生として仲間に加えていただけたことを感謝いたします。

これからも自分らしく、新しいことを恐れずに挑戦する姿勢を大切に、ライターとして・母として成長していきます!!


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