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1ヶ月書くチャレンジ 5日目

先日、平日の休みに、車で2時間先にある実家の母とおでかけしてきた。

実家から車で30分ほどの場所にある、全国的にも有名なお花見スポットへ。

60代の母は、11年前に脳出血を起こし、今でも右半身麻痺がある。

杖をついて少しは歩くこともできるが、長い距離は無理だ。

ありがたいことに、そのお花見スポットでは車椅子を借りれるらしい。

それはいい!と、母に車椅子貸してもらえるからお花見スポットに行こうと誘ったのだ。

お花見スポットまでの道中も、桜や木蓮、菜の花などがあちこちにに咲いており、ドライブしながらもお花見できてしまうほど。

母と「あ!あそこにもあったよ。ここもキレイだね」と大はしゃぎ。

まだ、目的地に着いてもいないのに、一緒に行けて良かったと心から思えた。


さぁ、目的地に近づいた!

障害者用の駐車場あるかな?と行ってみると、すでに満車。

仕方なく、普通の駐車場へ行き、誘導のおじさんに尋ねる。

「障害者がいるんですけど、障害者用の駐車場空いてなくて、どうしたらいいですか?あと、車椅子も」

車を迷惑にならないよう、隅に寄せて待機。

一悶着あったものの、なんとか入口に近い場所に案内してもらえた。


入口ゲートを通り、車椅子を用意してもらいつつ、チケット売り場へ

こちらのお花見スポットは、障害者手帳があると同伴者1名までは無料。

母を載せた車椅子は結構重たい。
しかも、ゆるい坂道だ。

息が切れる…。

母に心配されながら頑張って車椅子を押していくと、ついに!


開けた場所の真ん中には、大きなシダレザクラが咲き乱れている。

散り始めていた部分もあったが、本当に見事。

周りには菜の花も植えられていて、カラフルという言葉がぴったりだ。


私の平日の休みと母の都合と、桜の開花状況がベストマッチしたから見れた景色

見れて良かった
母に見せてあげられて良かった

さっき、頑張って押してきた車椅子の重さと辛さは、どこかに行ってしまったほど


桜をめいいっぱい楽しんだ私達は、出店などがたくさんある休憩スペースで、限定ガチャガチャを楽しんだ。

車で移動し、母のお気に入りカフェでランチ!そこでも、二人のトークは止まることなかった。

実家に戻ってからも、普段話せないことをたくさん話し、数時間の親孝行は終了。


思い切って誘って良かった。
またどこかに行こう!

おしまい。

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