ピュアな涙
5/27(土)は、子ども達の小学校で運動会だった。
小6特別支援学級(情緒)の息子と小4通常学級の娘は、二人とも【赤組】
結果は、赤組の優勝!
二人とも、頑張っている姿を見ることができ、親としては大満足だった。
の、はずなのだが…
子ども達は、悔しさや悲しさがあったようだ。
小6息子は、借り物競争で『来賓の方』ってカードを引いてしまい、誰と行けばいいのか分からずプチパニックになっていた。
たまたま昨年度校長先生をしていた方が、来賓で来ていたので周りに助けてもらい、なんとか二人でゴール。
しかし、探すのに時間がかかってしまったため、入賞することはできなかった。
かなり悔しがっていた。
小4娘は、初めて運動会のリレーの選手に選ばれていた。
本人も、今年の目標に『リレーの選手になる』と書いていたから、私もとても嬉しかった。
運動会数日前のある日の練習で、娘は手を抜いたらしい。
次の走者である同学年の女子Aちゃんに「遅いからもっと頑張ってよ」と怒られたんだと泣きながら私に話してきた。
娘の話しをよく聞いてみたら、その日は100メートル走を頑張りたかったから、リレーはちょっと頑張らなかったんだという。
両者の気持ち分かる。
絶対勝ちたいから、いつも超全力でやりたいっても思うし、
本番で本気出すから、今は頑張りすぎないようにしたいっても思うんだよね。
いざ本番!
高学年のリレーでは、赤組(赤と黄色のハチマキ)と、白組(白と水色のハチマキ)の4組に分かれて一人200メートルを走る。
娘は黄色チーム
さぁスタート
黄色は少し出遅れる。
娘にバトンが渡った。順位キープしている。よしっ、そのまま耐えろ
6年生の男子までバトンが渡る、黄色チームの男子が追い上げる。すごいすごい!
黄色が1位だ
こんな様子だった。
これだけ見ると、黄色勝ったから良かったねーなのだが、
Aちゃんだけは違ったらしい。
「どうしてもっと早く走らなかったの?」とお怒りだったのだ。
娘は寝る前に思い出して号泣
親としては、何をそこまで娘に対して怒る必要あるのか?と思うのだが、
Aちゃんから見ると、うちの娘は頑張っていないように見えるのだろう。
娘には私から、
「もう運動会は終わったの。リレーは黄色チームが勝ったし、そのおかげで赤組が優勝したんだから、何言われても気にしなくていいの。
娘ちゃんはとても頑張って走っていたとママは思う。」
と伝えた。
後から思い返すと、もうちょっと娘の悔しい・悲しい気持ちを受け止めてあげても良かったのかなぁと私も反省。
子どもの気持ちを全て理解するのは難しすぎるけど、寄り添ってあげることはできるはず。
まだまだ私もひよっこなのだ。
だからこそ書き残しておいて、息子が悔しがっていた気持ち、娘が流したピュアな涙を忘れずにいたいな。
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