選ばれなかったひとたち
一般的に言うとぼくはアニメオタクという分類に入ると思うのですが、
昨日、ガンダムNTという作品を映画館で観てきました。
このお話はガンダムUCという作品の1年後の話です。
ガンダムにはニュータイプっていう、人間の能力を解放、超越した存在がいます。
人の思いを離れていても受け取れ、死人と会話ができたりもします。
簡単にいうと超能力者みたいな感じです。
それに近づくために、人間を実験して生み出した強化人間という存在もいます。
前作、ガンダムUCでは少年主人公が未熟さゆえの純粋さから、
争いのなかで人の思いに向き合い、それでも、それでも、と立ち向かってニュータイプになっていく成長ものです。
今回のガンダムNTは特別な存在になれなかった者たちのお話。
ニュータイプになれなかった者と、強化人間の失敗作の戦い。
そして、ニュータイプの少女は未来が見えるがゆえに、これから待ち受ける悲しい未来の行くすえが分かってしまっている。
切なすぎでしょ。
作中では、出来損ないと自分たちが思い知らせてるがゆえの葛藤が描かれています。
現実って残酷だよなと思う。
みんながみんなヒーローになれたら良いけど、そういうわけにもいかないよなって。
それでも生きていかなきゃだし、いつかは報われて欲しいし、報われたいよなって。
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