刹那的に生きている?

「刹那的に生きてるわー」とたまに言ってて、

「刹那的」って良いねって言ってもらえることがあるのですが、

そんなに刹那的に生きてんのかなぁと思った次第です。はい。

なんとなく刹那的とか使ってるけど、本当にそうなのかなあと
あまりにその時々の感覚に任せて、考えないようにしてるのを美化してるだけでは。。。


ググったところ、あるサイトでは
「あと先を考えず、今この瞬間だけを充実させて生きようとするさま。特に、一時的な享楽にふけるさま。」

と書いてあって。
ほうほう。享楽ってなんですか。と思って調べてみると

「思いのままに快楽を味わうこと」だそうです。

要するに、あと先考えずに思いのままにこの瞬間の充実をめざす。
刹那的の意味はこんなところでしょうか。


充実とかそんな意識高く生きてない気がしますし、
あと先考えちゃう時もあるので、刹那的ではない気がする。

そう考えるとなんだろう。


「気まぐれ」が1番近い気がする。

楽しみたいときは没頭して、考えたいときは考える。
そんな感じに自分勝手にやってるので、この言葉がちょうど良い気がする。

でもあまりにふわふわと気まぐれに過ごすと、どこかへ着くこともなくさまよってしまうのではないかと思います。

刹那的って、たぶん目的。
こうしたいという思いがあって、それを得るためにあえて考えないという選択をしている気がします。

「気まぐれ」に目的地点をつくると刹那的な生き方になるのではないか。


そもそもぼくは刹那的に生きようとしてないのだろうな。
目的をつくることをめんどくさがってる。
というより、生きることに意味なんてないと思うから目的なんていらないと思ってる。
だからいつまで経っても刹那的には至らない。

つまりカッコ良さそうだから言ってみてるだけって言うのが深層心理にある本音。
そういう残念な理由な気がしています。

それでも刹那的とか言っちゃうんだろうなって思うけど。


と、締めまで書いたものの、なんかしっくりこなくて、
やっぱり刹那的生きてる気がしてきた。

大きな意味でどういうことをするかという目的は、今の自分にはないけど、

細かいところで、何かしらの作業や行動を何も考えずより良くすることに没頭はしているので、
小さな意味でのやりたい目的は常にあるから、
「超刹那的に生きている」のかもしれない。

そんなこと言ったらほとんどの人類みんなに当てはまりそうだけど。

#エッセイ

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