花束を贈る
10年来の大好きな友達の誕生日に、東京から地元へ花束を贈った。
秋らしい色味で赤やピンクの様々な花を一本一本選んだ。
それらをブーケにしてもらい、メッセージカードを添えて、大きな箱で送ってもらった。
選んでいる時間は、この上なく幸せだった。
花を贈ろうと思ったきっかけは
駅の改札の中の花屋を通りかかったとき、秋色のスプレーバラのブーケに一目惚れしたから。
ちょうど大好きな友達の誕生日が近いことが頭をよぎった。
一直線に花屋の店員さんへ話しかけ、地元へ送ることの可否、配送時の箱や料金等を尋ねた。実物の配送時の箱を見せてもらい、その大きさに驚いたと同時に頭には企てが走った。
誕生日の夜に突然大きな箱が届いて、中を見たらめちゃくちゃ可愛い花束…
妄想した映像にキュンときた。ドキドキ・ワクワクし、心拍数が上がるようだった。”よし、これでいこう”(司令塔からgoサインが出た)
そんな訳で、準備に移った。
数日後の友達の誕生日前日に花を選びに行き、支払いを済ませた。
(花屋に訪れる客は私同様幸せそうに感じ、さらに幸福感が増した。ほかの人の花の用途を妄想したりしてほっこりもした。)
あとは当日友達の家に花が届き、サプライズ成功を待つだけだ。
(それから、花が届くまでの間ソワソワしていた。笑)
そしてついに、友達からLINEがきた。
大好きな人に喜んでもらうことって幸せやなあ、と自分が幸せになった。
お友達、いつもありがとうね。大好き。
他にも秋色のお花は可愛くて、青や黄色、白や緑系の花束も人に送りたくなった。花は一期一会。負けじと、今この時間を全力で楽しく美しく生きよう
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