暗示・洗脳・催眠の対応策(一章、暗示・洗脳・催眠について)
一章、暗示・洗脳・催眠について
・暗示とは
思考や行動を言語的または非言語的コミュニケーションにより誘導すること。
または、その両方を用いて誘導することを言う。
暗示はある一定の手順を踏むことにより、自分自身にもかけることができる。
これを自己暗示という。
暗示自体は格別悪いものではない。
自信がない人に、できるという暗示をかけることで一時的に自信をつけてさせ、物事に取り組むためのきっかけを与える・・・こういった使い方がある。
暗示という行為ではなく、使い手の使用目的が暗示のイメージを良くないものにしているのだ。
・洗脳とは
強制的かつ根本的に思考を変えてしまうこと。
対象者の人格を消し去り、存在を否定する行為である。
脳を洗うと書いて洗脳と読むことからも、人を人として見ない面があり、人道的倫理的問題があるものである。
この洗脳はその人の積み上げてきた経験や感情を否定するだけでなく、人格を消してしまうという、人成らざる者が行う手法と言える。
洗脳を行うと所謂人の道を外れたと言えるだろう。
・催眠とは
思考または精神状態がはっきりしておらず、暗示や洗脳にかけやすい状態のことを指す。
催眠術とは厳密にはこの状態にさせる技術であると言える。
暗示をかけるにしても、洗脳するにしても詐欺師は必ず催眠という過程を経てからかける。
また、催眠はかけ直せば掛け直すほど効果が弱まるという特徴がある。
分かり易く一言で催眠を現代風に表すならカオス状態を想像してもらうといいだろう。
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