【日本一ChatGPT講座】-19- プロンプトを作るプロンプト?!
……ココは『日本一ハードルが低いChatGPT講座』……。
今日も教室に生徒さんたちがやってきましたよ (*^^*)
小林:先生!アタシたちもプロンプト作ってみたい!
やまなし:お!モチベーション高いですね!
上田:前回、色々とネット上のプロンプト例を見ていったじゃない? そうしたら、面白いプロンプトがいっぱいあってね。
小林:でも、実際、使ってみると、ビミョーに自分がやりたいことにフィットしなかったりして……。
上田:で、じゃあ自分たちでゼロから作ってみようよ、ってことになったの。
やまなし:いいですねぇ。順調に進化していますね。
小林:でしょう?
でね、今度、PTAで『会報誌』を書かなくちゃならないんだけど、その内容を考えてもらうプロンプトを作りたいの。
上田:これから何回かPTA会報誌をつくる機会があるんだって。だから、それをプロンプト化しちゃえばいいね、って話になって。
やまなし:それはいいですね。何度も使い回す事柄だからこそ、プロンプトにしておく意義がありますから。
小林:でもね……
やまなし:でも??
小林:全然、アイデアが浮かんでこないのよ!
上田:どんな“条件”をつけたら、いいプロンプトになるのかなぁ?ってところで止まっちゃって…。
やまなし:なるほど、なるほど。でも、安心して下さい。それって「プロンプト初心者あるある」ですよ。
小林:そうなの?
やまなし:ゼロから何かを考えるのって、誰でも難しいものなんです。
アイデアを出す時って、何かしらの“たたき台”があるといいですよね。
上田:確かに会議の時でも、誰かが「こんな案はどうですか?」って、何かアイデアを出してくれると、「それはいいね」とか「じゃあ、こういう案はどう?」なんて、会議が動き出すことってあるね。
小林:あ! その“たたき台”をChatGPTくんに出してもらうんだ!
やまなし:その通りです! 具体的にはこんな感じで指示してみましょう。
・・・・
・・・・
小林:え? そんなテキトーな感じでいいの?! 『PTAで会報誌を書かなくちゃならないんだけど……』って、さっき、アタシが言ったセリフ。
やまなし:はい、大丈夫ですよ。じゃあ、ChatGPTくん、お願いします。
ChatGPT:
上田:わ! すっごく詳しくなった!
小林:でも、何だか難しいわ……。PTAのみんなに説明する時、難しい顔されそう…。
やまなし:そんな時は、“いつものフレーズ”です!
ChatGPTくん、「少し表現が難しいので、もっとやさしい表現にして」
ChatGPT:
上田:うんうん、こっちの方がわかりやすい。
小林:なるほどね~、“条件”とか“出力”とか、そういうコトを書いたらいいんだ。
やまなし:条件はもっと増やすことができますよ。『条件を7つにしてみて』
ChatGPT:
小林:あ、アイデアがいっぱい出てきた!
やまなし:「親御さんたちに、PTA活動に参加したいって思ってもらいたい」とか、「写真をたくさん載せたいです」といったように、リクエストをすると、より希望に沿った条件アイデアが出てきますよ。
上田:こうやってChatGPTくんが作ってくれた中から、良さそうなアイデアを選べばいいね。
やまなし:これはあくまで“たたき台”ですから、小林さんが「これはっ!」と思うアイデアがあれば、それを選べばいいですし、小林さんがまったく新しい条件を加えても、もちろんOKです。
小林:ふむふむ……なるほど……会報誌はいつも「PTA行事の報告」を入れるのよね…。部活動のがんばった子の写真も入れたいし…。先生からPTAに伝えたいコトも入れなきゃだし……。
上田:アタマが回転し始めたみたいだね。もうこっちの声は聞こえてないみたいだ。
先生、このプロンプト、面白いね。
やまなし:『プロンプト作成プロンプト』なんて呼ばれることもあるモノですね。
このジャンルは研究している人が数多くいらっしゃるので、ChatGPTくんの回答も日に日に改善されて、以前より良いプロンプトを作ってくれるようになっている気がします。
上田:ChatGPTくんも勉強してるんだねぇ。ボクたちもがんばらなきゃ。
やまなし:ChatGPTくんが優秀になってくれる分、ワタシたちは“お任せじょうず”になればいいと思いますよ(*^^*)
【やまなし先生の解説】
プロンプトは、「こんなルールで考えて欲しい」といった“条件づけ”や、「こんなカタチで回答して」といった“出力”の指定が大切です。
でも、逆を言えば、それが難しいところ……。
そこの“たたき台”を出すところもChatGPTくんに任せちゃおう!というのが、今回の『プロンプト作成プロンプト』です。
条件や出力ルールのアイデアは、"無限"に聞くことができます。
人間相手に「アイデアを100個、出して!」なんて言って、それをさらっとボツにしたりなんてしたら、今なら「パワハラっ!」って言われかねません (^_^;)
でも、ChatGPTくんならいくらでもアイデアを出してくれます。
(出してくれたアイデアもボツにし放題?! (^_^;))
ゼロからアイデアを出すという“難しいところ”をあなたが担当することはありません。優秀なアシスタントがいるのですから、ぜひ“お任せじょうず”になっていきましょう!
【今日のまとめ】
◆ プロンプトに含める「条件」や「出力ルール」が思い浮かばなかったら、『プロンプト作成プロンプト』に任せてみよう!
◆ ピン!とくる条件やルールが出てこなかったら、いくらでもリクエストしよう。
◆ 「ゼロからアイデアを出す」ような、難しいコトはChatGPTにお任せしてみよう
『日本一ハードルが低い ChatGPT講座』 毎週 更新中!
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私たち「ことのは塾」は、実際にみなさんのところにお伺いして『生成AIとうまく付き合うための勉強会』の講師をさせていただいております。
呼んで下さっているのは、全国各地の会社やお店、また市役所や生涯学習センターなど。
企業からは『"仕事"に生成AIを使うには?』というテーマを、
市役所などからは『"普段の生活"をAIで豊かにしたい』というテーマをいただきました。
どちらも場面でも、生成AIはとても頼りになります!
でも……”最初の一歩”でつまづいてしまうと、「生成AIって…意外と使えないね」と思われてしまうかも知れません……。
「AIを使って、何をしたらいいの?」
「“検索”と何が違うの??」
「そもそも、使う意味ある?」
そんな“声”をたくさん聞いてきました。
……でも、私たちの「生成AI講座」を受けてくれた方は、
『そういうコトに使えばいいんだね!』
『"検索"とは全然違うんだね。これは“目からウロコ”だわ』
『こんなのが一般の人にも使えるなんて、使わなきゃ損だね』
と変わっていきました。
・・・・
「社員一人ひとりがAIを使えるようにして、良い仕事を笑顔でしてほしい」
「市民の皆さんが、AIを使ってウェルビーイングを実現してほしい」
私たちも同じ“想い”で勉強会を担当させていただいております!
興味のある方は、ぜひ私たちのホームページもご覧になってみて下さい!
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