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「365日のシンプルライフ」を観ながら、断捨離をした話

久しぶりに何の予定もなくゆっくり過ごす1日。
引っ越しに向け断捨離をしようと決めた。

断捨離のお供に何か映画を観ようと思い、
Amazonプライムビデオのウォッチリストに入っていた
365日のシンプルライフ」を鑑賞した。

この映画はフィンランドのドキュメンタリー映画。
主人公ペトリが失恋を機に全ての持ち物を倉庫に預け、
4つのルールに従って生活するというストーリー。

1. 持ちモノ全てを倉庫に預ける
2. 1日に1個だけ倉庫から持って帰る
3. 1年間、続ける
4. 1年間、何も買わない

「モノ」とは何か?
シンプルだけど考えさせられる
たった1つの問いかけから始まるこの映画。

モノが一切ない空っぽの広い部屋
洋服も身につけない全裸の状態から
1年間の生活の中でペトリが導き出した答えとは?

主人公の祖母が話す言葉が心に残ったので、
ここには3つだけ記録をしておく。

「何が本当に必要かは自分で決めないとね」
「持っているモノの多さで幸せは計れない」
「人生はモノでできていない」

というわけで、断捨離映画を観ながら断捨離をしてみたのだが、
思っていたほど沢山のモノを断捨離することはできなかった。
捨てられなかったというよりは、あまり捨てるモノがなかった。

前回引っ越したのは、ちょうど2年前だった。
その頃のnoteを読み返してみたのだが、
この2年で私の所有するモノは大きく変化していた。


全てをリセットして新しい生活を始めた2年前。
必要なモノを必要なだけ持つ、
自分が心地良いと感じるモノだけを持つ、
という考え方を大切にしたいと思うようになってから
「欲しい」という衝動だけでモノを買うことがなくなった。
心地良いと感じるモノと一緒に生活するようなると、
少し背伸びをして買った革靴を自分で磨いたり、
お気に入りのセーターの毛玉を丁寧に取り除いたり、
モノを愛でる時間が増えた。

この2年間から学んだこと。
私の人生の主人公はモノではない。

私は、物質的な豊かさではなく、
時間の豊かさで幸せを計りたい。
目に見えるモノではなく、
目に見えない経験や想いを
大切な誰かと共有をしていくことで
自分の人生を豊かにしていきたい。

映画と断捨離の話から大きく脱線をしてしまったが、
この春新しい生活がスタートをしても、
心地良いモノに囲まれてのんびり生活したいなぁ。

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