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膝枕外伝  膝リス?「ちさととたきな編」‥?

 皆さん、こんにちは(こんばんは)ノアです。多分今回の外伝が10作目?ぐらいですね。🤭
 膝枕1000日連続って素晴らしいと思います。皆さんのご縁と繋がって、別の意味で私たち離れられない運命なのでしょうね?笑
 記念の絵になってるような?なってないような?宇宙的的な絵を描いてしまいました。そんな時鈴蘭さんと久しぶりに朗読しました。思考回路疲れていたのだ何も考えらるない?脱力朗読になりました。
 鈴蘭さんにいい感じで読めていたと褒められ、次回朗読(暫く経ってからになると思いますが)力を抜いて朗読したいと思います。
 リコリスは原作がなくオリジナルアニメです。
今まで書いた作品で1番ゆるっと書きました。
 ノートにもリコリス愛を書きましたが、今回はさくっと書きました。
以前に幽☆遊☆白書の膝枕外伝の女の子バージョンと思ってください。
リコリスとは高校生の年齢の孤児の少女達を集めて、国の治安を守る秘密の組織。場合によっては彼女達は殺人も許可されています。😱
日本は世界一安全な国だという神話を守る為、少女達は活躍しています。犯罪者を綺麗に掃除して犯罪そのものを無かったことにします。つまりリコリスの上層部(DA)によって情報を操作されている社会。そこを真島(リコリスの天敵)に目をつけられ組織は世間に秘密を暴かれてしまい、リコリスは壊滅寸前。
チサト(主人公)も殺されかけます。
しかしたきな(ちさとのパートナー)やみずき、くるみ、ミカ(男性店長)の活躍(喫茶リコリコのメンバー)でチサトは命を助けられて、リコリスの秘密は守らられる。このお話はそんなチサト達に平和が訪れた後の物語。
 タキナは愛用の銃S &W  M &P9を身構える。彼女は射撃の天才である。リコリスの中でNo. 1の腕前である。そして標的に向かって正確に撃つ。
ズドーン!
「アホか!あたしだ!あたし!何で私に向かって撃つんだよ!危ないじゃないか。まずは話し合いだろ!」
とチサトは猛抗議する。
「そんな訓練はうけてません。それにあなたなら避けられると思ってましたから」
チサトは動体視力の天才で彼女に銃を近距離から撃っても当てるのはほぼは不可能である。つまりは弾丸を自由に避けられるのである。
 しかし彼女は人を殺さないと言う精神でいつも非殺傷弾を使用している。非殺傷弾は死なない代わりに当たるとめちゃくちゃ痛い。
命大事にだよが彼女のモットーである。それは敵にも同じである。
博愛主義ですかとタキナに呆れられるが、チサトは人の時間を奪うのは気分が悪い。ただそれだけだよと答える。最初はそんなチサトをタキナは理解できなかったが,チサトは心臓が悪く人工心臓の手術を受けていて、3ヶ月に1回メンテナスを受けないと死ぬ体である。
チサトの環境や彼女の明るい性格と励ましによって,タキナは自信を取り戻していく。彼女は会社のミスの隠蔽をする為、喫茶リコリコに左遷された。喫茶リコリコは表向きは喫茶店だが,困った人を助ける街の便利屋なのだ。
 仕事はバラエティー豊かでロシア語ので講師や幼稚園のアルバイト,女性のストーカー被害のボディガードなどである。
 そんなチサトが何と?膝枕になってタキナの元に現れたのである。
「そもそもなんでそんな姿になってるのですか?」
タキナがもっとなことを聞く。
「そんなのあたしが聞きたいわ!起きたら膝枕になってたんだよ」
※1「まったく非常識な人ですよ。チサトは。‥あ,今は人じゃないですね」
「ところで今度はこっちの番だ。何で膝枕なんて頼んだよ?タキナ?」
今度はチサトがタキナに質問する。
「普通に考えたらいらないだろ?」
「そ,それは‥‥」
「そ,それは?」
ちょっと言いにくいそうなタキナを見て、チサトはニヤニヤする。
「あ、なるほど。そうか、そうか。タキナもやっとこういうものに興味をもつようになったってことか!いい傾向だよ」
チサトは笑顔で器用に自分の体ごとタキナにすり寄る。
ちょっと止めてください。何ですり寄ってくるんですか?よく膝枕で立てますね」
「タキナも膝枕は変則的だけど、恋愛に興味をもち始めたことだよねー。いやー、良かった。良かった。お姉さんは嬉しいよ」
因みにチサトは17歳。タキナは16歳である。
「それは断じて違います。私は世間で膝枕が流行っているのでどういうものか知りたかっただけです。そうしたらどういうことかあなた(チサト)が来たのです。そして理不尽にも返品できないとトリセツに書いてあったので開けてみました。ただそれだけのことです」
「ムキになるところが怪しいけど,今回はそういうことにしとこう。※2タキナが一般的なものに興味をもてるようになったのも進歩だよ」
チサトは心底嬉しそうに言った。そう思ったのも束の間、何とタキナはチサトを段ボールに戻そうとする。
「おーい、どう言うことだよ?一回も膝枕使わずにしまう奴がいるか!」
「そんなことは知りません。あなたと一緒にいても心が休まらないことに気づいただけです!」
「そんなー。一回ぐらいちゃんとまともに使えよ!一緒に住んでたこともあったじゃんか!」
「それはあなたが命を狙われていたからです。あなたがあまりにも不用心で心配だったから‥‥」
「またあの時みたいに2人で楽しく暮らそうよ」
タキナはチサトを無視し、再び段ボールにしまうとする。
「おーい,タキナー、ちゃんとおとなしく膝枕するから。段ボールにしまわないでよ!」
チサトは必死の思いで叫んだ。
その後2人がどうなったかは謎である。
その後2人?は和解して楽しく暮らしたのか?それともチサトはこのまま無惨にも段ボールにしまわれてしまうのか?読んでくれたあなたに任せるとしよう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
          〈完〉
    
   ※1まったく非常識な人ですよ。チサトは 2人が初めて分かり合えた時のタキナの最初の言葉
    ※2タキナは仕事以外全く興味がなく、ミカが買ったトランクスを履いていた。チサトはそれに気づいて直ぐに女性用の下着を買いに行ったことがある


  

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