見出し画像

灯台下暗しホットドッグ@レイキャビク・アイスランド

全体的に物価が高いアイスランドで心強い旅人の味方。
それがホットドッグです。

もちろんただのホットドッグじゃあありません。
肉にはアイスランド名産のラム肉を使っているそう(一部がラム肉、という程度かも?)で、クリントン元アメリカ大統領も食べたとか宇宙一美味しいとか、真偽の程は置いておきますがとにかく美味しいらしいのです笑
美味しくて名産品も使っているのにお値段は約800円。
すでにランチで8,000円近く支払っていた私たちにとってはありがたい価格設定。
これは試してみないわけにはいきません。

時刻は昼過ぎにもかかわらず、店の前には長蛇の列!
ガイドツアーのコースにもなっているようで、団体客がぞろぞろと列を伸ばしていきます。
昼にシチューをたらふく食べていたので、あくまでもこのホットドッグはおやつ。
まあ1つなら余裕でしょ!と考えている私とは対照的に、夫はちょっと分けてもらえればいいから〜とのこと。
夫と息子でひとつ、私でひとつ、注文します。

一通りのソースをかけてもらったホットドッグを一口…。
極寒の中、この暖かさが沁みる〜〜〜!!
ラム独特の香りは一切なく…
というか、なんならこの時ラム肉のソーセージだとは知らず、食べている間も一切気がつきませんでした。
カリカリのフライドオニオンがいいアクセントになっています。
定番のケチャップとマスタードに加え、レムラードソースという酸味のあるソースを使っているのも珍しい。

息子は「からいこれ!」と涙目!
マスタードがかかっていたのでやっぱりか〜と思いつつ、急いでティッシュをごそごそ。
2つのホットドッグは夫の手に一時避難させておきます。
が、手や口を拭っているうちにだんだん美味しさに気づいた様子。
「more hotdog!!」と、手が綺麗にならないうちから更なる一口を要求し始めました。
息子にホットドッグを返し、さて自分も続きを…と思いきや、あれ??
半分以上減ってませんか!?!?

「ごめん、美味しかったから食べちゃった」と夫。
いやいやいやいや。
息子とあなたではんぶんこでしょ!?
結局私が食べられたのはほんの二口程度…。
再度並ぼうにも団体客のおかげで列はさらに伸びています。
でもまぁ、いいのです。
息子が美味しいものをたくさん食べられたのならば。
それが親というものなのです…。
かなしい。


さて、日付は変わって帰国最終日。
節約のため、お昼はルグブロイスというずっしりとした蒸しパンをもそもそと食べることにしました。
ぎゅっとした重めの生地にほんのりとした甘さが黙々と食べるにはちょうど良く、滞在中は気に入って何度か食べていました。
(値段の割にお腹にたまるので、そういう意味でもちょうどよかったのです笑)

ルグブロイスがあまり好きではない夫と息子は、なんか探してくるわ〜と空港散策に。
戻ってきた夫の手には見覚えのある包紙。
そう、あのホットドッグです。

「向こうに全く同じあの屋台あったよ!」
え〜〜〜〜〜〜!?!?!?
じゃあ着いてすぐでも食べられたってこと!?
(国際線が就航しているケプラヴィーク国際空港は、出発ゲートと到着ゲートが同じエリアにあるのです。)
まだまだお腹にゆとりはありましたが、持っていたホットドッグは一つだけ。
息子がお店を見つけたそうですから、横取りもできるわけがなく。
こっそりと一口だけ、本当に小さな一口を頂戴しました。
お腹いっぱいになるまでホットドッグ食べたかったなあ…。


訪れたホットドッグ屋さんはの公式サイトはこちらです。
たくさんの店舗がありますので、ぜひアクセスしやすい場所へ。
空港にもありますからね!!!!!!(念押し)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?