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海外旅行で必要な英会話力

突然ですが質問です。
あなたは子供と旅行中、ファストフード店に来ています。
店員さんから「ポテトにケチャップとマスタードはつける?」と質問されました。
なんて返事する?

A.「No mustard. Only ketchup please.」
B.「Umm…Mustard is spicy for my son,he is three now. So it's not necessary.」

これは実際に私が経験したシチュエーションです。
英語力がないから難しいことは言えない!という方も、ぜひ日本でだったらどう答えるだろう?と考えてみてください。

もちろん、正解はありません。

私はAのようにズバッと答えるタイプ。
旅先では特に、コミュニケーションエラーが減る会話になるよう意識しています。
意識が高いビジネス系…というわけでは全くなくて、「聞き返されたりしたらどうしよう!?」「伝わらなかったらどうしよう!?」と、心配性かつコミュ障な性格のせいです。

文章を作って話すこともやろうと思えばできます。
が、相手の英語力がわからない以上、易しい単語で短く話すことを心がけています。

先日、最寄駅で、スペイン人らしきお姉さんが電車の行き先について尋ねている場面に遭遇しました。

「この電車はプラザカタルーニャに行くの?」
と尋ねられた年配の女性は、
「こっちは▲▲とかに方に行くのよ、ほら〇〇線でしょ?」
のように答えていました。

地名やら路線名やら言われ、あんまり意味がわからなかった様子のお姉さんは、近くにいた私にも同じ質問をしました。

正直、咄嗟にかっこいいスペイン語は出てこなかったのですが
「あっち」(指差し)
とだけ返事をすると、納得顔でお姉さんはホームを移動して行きました。

この年配女性の回答は、まさに私がイメージするスペイン人という感じ(笑)
決して間違っていることは言っていないのですが、肝心なこと以外にもいろいろ話してくれちゃうのです。

うちの夫もこんなふうに…冒頭の質問で言えばBのように話すタイプ。
とにかく背景から説明して、とにかくストーリーで伝えたがります。
新しく学んだ表現もどんどん使ってみたい!と、イディオムを沢山混ぜ込んだ文を話します。

会話相手が英語慣れしていれば、半分くらい話したところで「こういうことね?」と先読みしてくれますが、非英語圏では相手を困らせてしまうこともしばしば…

けれど、お喋り好きのおじちゃんおばちゃんとの相性は抜群!!
気がつくと仲良くなって色々なことを教えてもらったり、子供用に試食やお菓子をもらったりしています。
内心では、なんでこんな話に時間がかかるの〜!?とイライラしてしまうこともあります。
が、それ以上に人と仲良くなるのに長け、間違いを恐れないスタイルは旅を予想外の方向へ運んでくれて、とにかく面白い!

改めて書きますが、決してこの話し方が正解ということはありません。
今回のタイトルは、英会話力という部分がミソ。
大事なのは英語がどれだけできるか?ではなくて、どんなふうに話したいか?という気持ちだと思っています。
英語が得意ではなくても、とりあえず話すぞ!という気持ちだけ連れて海外旅行にいざ、出発!


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