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ないものねだり。あるものじたい。~魂のパートナーシップ


1.ないものをねだりの心理

ねだる(強請る)
他にも「ゆする」「たかる」「もがる」という読み方もあり。
1 )甘えたり、無理に頼んだりしてほしいものを請い求める。せがむ。せびる。2) 難くせをつけて要求する。ゆする。

行為そのものが空虚だ。欲しがったとしても、そのものを得られたためしがないだろう。ないものを欲しがる行為は《損得勘定》からきている。

何かと比較し、良いか悪いか、損か得かを決めている。万が一得られたとしても、それ自体本来の欲求に基づいたものではないため、一瞬の喜びや満足しか得られない。継続的な安心や満足のためには、外の何かと比べるのではなく、自分の中に在るものが在ると実感するしかないのだ。

私の知る限り、ないものねだりスト・魂のパートナー、ヒロキがその最たるもの。彼が自分と私の関係の中で気づいた《ない》と《ある》について書いている。下の3つ記事を読んでいただけるとより深い理解を得られると思う。


2.あるものじたいの心理

じたい(辞退)
1)人の勧めを断って引き下がること。遠慮すること。

あるものじたいという言葉はない。私が勝手に造った言葉だ。
私にもないものねだりストだった過去があるが、学びを深めていくにつれてその行為はなくなった。しかし、その奥に潜んでいたあるものじたいが顕れはじめた。

これは私の今世のテーマでもある《受容》をより分かりやすくするために起こしているものだと理解している。

例えばほんの数ヶ月前のヒロキは目に見えるものやこれまでの親や社会、過去生によって得た価値観(思い込み・刷り込み)で自分の行動を決めていた。

《ヒロキの目に見えるものとその価値観》
あっこは上司・20歳年上・孫がいる・(子宮がなく)子どもを産めない・好みではない容姿⇒よって恋愛の対象ではない。ましてやパートナーとして考える余地はない。

それが目に見えないものを大切にしようとしたときに、彼の中でも変化した。

《変化後のヒロキの眼に見えないものとその価値観》
目に見えないものだけど、《ある》ものは何かと感じ、観じなおした結果。
あっこに対して愛しいと感じる・この先共に生きるという希望がある。こどもを欲したことがない(という事実がある)。

この変化についてはこちらを読んでね。

ま、とにかくヒロキ側がOK!かも~んな状態になったのはすごく嬉しい…はずだったんだけど、それがどうもそうならない。心はYES!なのに、身体が動かないんだ。

「あっこ、おいで」って両手を広げ、めっちゃ優しく温かい瞳で見つめるそのヒロキの胸に飛び込んでいきたい衝動に駆られているのに、

「無理・・・」っていって拒む、バカタレな私。それがこのタイトルでもある《あるものじたい》なのだ。ナサケナイ、涙。

今まではさ、ヒロキが私を拒絶している時はヒロキを非難することで、ヒロキのタイミングではなく、私の思いとおりのやり方でヒロキ自身を変化させればよかった。その時は私自身のことを内省する必要もないし、感じる必要もなかった。すべては相手に問題があるとしているから。

だけど、そのヒロキがヒロキ自身と向き合い、受容しはじめたから否応なしに私も自分と向き合う必要が出てきてしまったのだ!!!

こんなことを書いてはいるが、この日からも《受容》とはを学び続けている私。
結局さ、自分自身の容姿や生き方が気に食わないのは私自身なのよ。満足していない自分をヒロキが喜んで受け入れるわけがないってしておきたいの。だけどさ、日々私だって成長している。進化している。その自分に対して慈しむ心で受け入れるだけなんよ。


3.誰かを羨む、自分を蔑む。から卒業しよー!

まだ若い魂の頃はさ、自分の魂の可能性を十分見極めたいじゃない?だから必死に自分ってものを高めていこうってするんだと思う。どこまでできるか?!みたいな衝動に駆られ、夢中になる。
そんな時は気になる相手と競争するんだよね、自分の価値を見極めるために何かと比べ、優劣で判断し、それがいつの間にか戦争になったりしたんだろうな。

でも魂の進化に合わせて、自分を高めるにも相手が必要だな。って気づく。そして自分とは違うけど、相手も何だか一生懸命にしているな、応援したいな、大切だなってことにどんどん気づいていく。
そうすると至らない自分が疎ましく感じる。こんな自分は受け入れられないっていって自分の中で自分との対立が生まれ、希望ある自分でいられないと罵り、叩く。これも自分との闘い、戦争なんだよな。

そうすると、私たち魂は進化する間ずっと何かしらと戦争していたことになる。もうそろそろ疲れたよね。

誰とも戦わず、競わず、自分自身の欲求や希望を知り、許し、励まし、楽しむ。そんな風に心も身体もなろう!って想いが湧いてきてから私は《ないものねだり》《あるものじたい》もしなくなった。


4.あるものいかし~REIWA COZYな生き方~

偶然でもなんでもないけど、私はヒロキと出会ってからより在るものを生かした生き方をしようと関心がそちらに向いている。
昭和の経済成長期に生まれ育った私ですら、ないものを生みだす経済にうんざりしている。もちろん便利になるのはいいが、過剰に感じられる。
もう十分満足しているのに、すべてが機械化し、人間がどんどん鈍くなっていると感じる。おかげで退屈と感じていることすら分からなくなっている子どもたちも多く見られる。

目には見えないけど、確かにそこに在る《愛》《希望》《情熱》を取り戻し、《あるものいかし》な人生を送っていこー!

そんなこんなで、魂のパートナーシップはより豊かに愛に満ち溢れているよ。ではまたっ!


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