雨降る日曜の丼ぶり【フードエッセイ】
しとしと雨降る4月の夜。
ワイン片手にチーズつまむ昼は幸せ〜って思いながら
夜になったら明日仕事やーってだだこねる日曜日。
ただぐーたらしてただけなのになんかお腹が空いた。
ふらふら外に出るとちょうどいいところにそば鶴さんはあるんだから。
隣の子は大の丼好きなので、今日もすかさず丼を頼む。一口もらったんだけど、ご飯にしみわたる出汁のささやかな重みにご店主さんの温もりを感じる。
どうしても、丼のご飯は「出汁たっくさん吸い込んで大きくなりすぎました!!」って感じで、もたもたしてると腹いっぱいにご飯が膨らむのだ。
だから丼は食べ進める時間勝負になるんだけど、ここだったらゆっくりとお話ししながら食べれるなぁ〜とか思いながら丼を返す。
前回からずっと食べたかった茄子のあんかけそばの因縁も晴らすことができ、少しだけ日曜の夜が好きになった。そば鶴の小ぶりな赤の提灯にほのかな燈がついているように~~
今日も一日お疲れさまでした🌼
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