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α6700発表されましたね。

発表されましたね。
ネーミングは従来の踏襲でした。

形を見て、"フルサイズセンサーのα7C II がこの形で出てくるんじゃないかな"と思いました。
ダイヤル、ボタン類は使い勝手重視の変更が多く見られ、静止画、動画を切り替えながら使いやすそうです。

そして約4年ぶりの更新なので、α6400やα6600から大躍進の内容!なはずなのに、本音を言うとワクワクはしませんでした。
・ダブルスロットではない(つまりα7C IIも無さそう)
・積層センサーではないので連写が普通(秒間11コマ)
・ボディ内5段手ぶれ補正(おそらくレンズ強調補正も付かない。センサーサイズが小さいのだから、α7RV同等かそれ以上の段数だと嬉しい。。)
・4軸マルチアングルモニターではない(個人的にはここで下剋上して欲しかった)
・背面液晶が103万ドット。(FX30は236万ドット。)
・EVFの明るさが2倍になって改善されるも、236万ドットのXGA OLED(解像度が変わらないまま)
・HDMI端子がフルサイズでなくHDMIマイクロ端子 (タイプD)


あくまでプロ用はフルサイズを買ってください、ということのように感じます。
他にももしかすると、業務用APS-Cカメラや上位フルサイズカメラから差別化された箇所があるかもしれませんが、やはり意図的にスペックを落としているのかなと思います。

スペック盛り盛りにしてもAPS-Cの最上位機種なんて誰も買わない(買えない値段)となってしまっては意味がないので、もちろん今回の着実な進化で正しいはずです。(α7R V譲りのAI-AFや、クリエイティブルック対応、最新機種に準ったUIとタッチパネルなど、よくよく考えるとすごい進化です。)

でも、HPに書かれている文言をご覧になってください。。
「次世代プレミアムAPS-Cモデル、誕生。」

個人的には"これは、フラグシップAPS-Cではありませんよ…!"という匂わせに感じたんですが、皆さんいかがでしょうか。。(α7000を温存…)

例えば望遠においてAPS-Cはフルサイズより有利に働くはずです。ディストーションを抑えて秒間20コマなどが可能なら、鳥や動物写真撮影の方は欲しいはず。動画においてもSuper35mm規格とほぼ同サイズのAPS-Cセンサー。同じ画素数と積層センサーなら物理的に小さいAPS-Cのほうがローリングシャッターに強いはず。。などなど、軽い、小さいからこそフルサイズにできないことができたなら…
有利な点を伸ばし、値は張るけど何かに特化したモデルを作ろうと思えばやれるように思ってしまいます。ミニα9やミニα1のような。

ということで、今回もだいぶ愚痴ってしまいましたね。
今後私は家電量販店に行ってもα6700に触らないように気をつけます。
なぜなら、、
きっと使うと、欲しくなる。
わかりやすいスペックより実際の細かい使い勝手がブラッシュアップされて、使い手を満足させるような、そういう機種な気がしています。
待望の新機種だけあって、店員さんも猛プッシュだと思いますし、その気にさせられないようにしないといけません。。

今はまだ愛用機α6400で充分高性能な私にとって、"出てくる写真の色味、実際の使い勝手"の違いを知らなければ、α6700に対する買いたい欲求は現状芽生えないはず。。あと3年くらい、別の機種をきっと待てるはず。

よし、大事に使おう、愛用機。


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