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ことばの発達相談 ~自己紹介1~

言語聴覚士になってもうすぐ12年目。
(某化粧品会社勤務後、STになったという紆余曲折あります)

脳外科病院で急性期~回復期、外来リハビリや通所リハビリで成人の高次脳機能障害(失語、記憶障害、注意機能障害等)、構音障害、嚥下障害に関わって早10年。症例数は数千件にも上るだろうか。
急性期に関しては、ほぼほぼ自然回復だと気づいた(もちろんエビデンスでは発症後早期リハビリ介入推奨されている)。

リハビリに関しては、PT、OT、STがそれぞれ症状のある部分の機能回復や能力練習などをしていくが、1人の人間なのに別々に評価する事にも違和感が。そして、機能回復に力を入れど実際に生活に戻ったときに上手くできない・・・といった症例も多々。
(例えば絵カードは言えるし1対1セラピストとは話せるのに、実際に病院退院した後は電話や複数人で会話ができない・・・とかね)

もっとその人の全体像を捉え、ニードに合った方向性を一緒に考えて、時には適確に指し示せる存在でありたいと思うように。
型一辺倒なリハビリではなく。

10年という区切りに立った時、ある程度経験や技術は身についたと気づいた。
この先”楽”で同じ事をやり続けるのか、それとも環境や新しく学んでいく挑戦するのか。
学生時代、特殊教育に興味があったんだった。
年齢もよぎったが、全く畑が違う所に飛び込んでいくのは今回がいいチャンスかもしれない。


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