文化欄#31 座・高円寺の芸術監督公募

杉並区の劇場、座・高円寺の芸術監督が公募されている。

これは、現在の芸術監督である佐藤信氏の任期満了に伴うもの。
佐藤氏は2007年から芸術監督を務めていたということなので、約17年ぶりの芸術監督交代となる。

ちょうどそれに合わせてなのかはわからないが、産経新聞に以下のような記事が出ていた。

舞台芸術分野で言えば、芸術監督制度は日本では1990年代ごろから徐々に制度化されていったように認識している。それはおおよそ日本における「公共劇場」という概念が整備された時期と同一であった。

さらに、その90年代ごろから比べれば、比較的若い30代~40代のアーティストや女性の芸術監督の就任なども増加してきているものの、そもそも日本の公立文化施設の成り立ちや考え方から、芸術監督制度をとらない「劇場」の方が圧倒的に多いことも確かである。

制度が浸透し始めた頃から30年以上が経過しているが、日本の芸術監督とはどういう存在なのかという点について必ずしも統一の見方があるわけではなく、以下のようなシンポジウムも開催されている。


Japanese public theater "Za-Koenji" is recruiting the next artistic director.

"Za-Koenji" was opened in 2004 in Suginami ward, Tokyo, and present artistic director SATO Makoto have become his position in 2007.

In Japan, the artistic theater system has gradually spread since the 1990s, but that is not necessarily general up to the present.

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