高校2年生で心が折れても大学生になれたよって話。2 理転について

☆以下は私が大学2年生時に書いた内容です。


こんにちは。

期末試験の時期になるといつも思うのが、

「本当に理転してまで、この学部に行きたかったのだろうか」


なにかと言い訳してテストから逃げようとしているだけですね…。


高校1年生のときの私は、美術系志望でした。

というのも小さいころから、ゲームやアニメ、漫画などが大好きで、中でもゲーム制作やアニメーション制作に興味がありました。ガチの芸大というよりは、そういったものを学べる大学を目指していました。同じような進路の友人と、説明会や予備校に行ったこともありました。当然のように、高校2年生のときの進路選択も文系を選択しました。

しかし高校2年生になってから突然、プログラミングに興味をもちました。

一番好きなのがゲームだった私は、何を思ったのかプログラミングでゲームを作ることに興味を抱いたのでした。それと同時にIT関連にも興味を持ったのです。


ここで「理転」の2文字が頭の中で浮かぶようになりました。ちょうど精神を病んで、学校にもまともに通えていない時期でしたw

ただ嬉しいことに、理転に対して否定してくる人はいませんでした。否定というか、心配ばかりされました。当たり前ですが。

理転したいと伝えたのは、まず担任のⅠ先生でした。Ⅰ先生は、マジ?!という感じで驚かれていました。クラスの中で、私が苦手な人と理系で同じ授業を受けることになるかもしれないけど大丈夫か?と心配されました。進路どうこうよりも、そのことを一番心配された記憶があります。

それから親とか、お世話になった保健室の先生にも伝えました。やめておけとは言われませんでしたが、とにかく頑張りなさいと言われました。


晴れて高校3年生のときに理系となったのですが、当然わが校の理系の高校2年生が受けるはずの、「化学」「物理基礎」の2科目を受けていない状況です。それらに関しては、担当の先生方に理転したことを伝え、どうすればいいか相談しました。ちょうど高2の秋ごろだったと思います。

物理基礎はⅠ先生も受け持っていたので、昼休みに特別に講義をしてもらいました。教科書は、受験で物理を使わない友達がいたので、その子からもらいました。

化学の方は、お話すらしたことのない先生しかいなかったので、緊張しながらも伝えに言った記憶があります。ただその先生は面白い方で生徒から人気のある方でした。理転するのですが、と言った瞬間、「い~じゃん頑張りなよ~~笑」と余っていた教科書や問題集を大量に貸してくださりました。この先生は私が高校3年生になる際に転任されてしまいましたが、後任の先生も優しい方で、進路の相談もさせていただきました。

これらの勉強自体は、当時高2の定期テストなどもあったので、ちょうど高2の冬休みからやっていたかと思います。高3になるまでにすべてさらって問題集もある程度やるようにしました。



正直、数学や理科は苦手です。

厳密には、物理や高校数学が苦手でした。

そんな私が理系の大学に進学してやっていけるだろうか?

そんなことは考えず、ただやりたいことがある、と自分に言い聞かせて受験期は乗り越えました。高校3年生のときは、なんとか周りと助け合ったのでそこそこ良い成績は取れていました。



現在大学も2年目が終わろうとしています。

果たしてやりたいことはできているだろうか。

勉強したいことは、将来のプランは明確になっただろうか。

こんなことを考えている時点でダメなんでしょうね。


正直、大学の勉強についていけている気はまっっっったくしません。特に専門科目はそうなのですが、英語に関してもきついです。落単まっしぐらです。

もし理転せず、がんばってアニメーションやらゲームやらの制作が学べる大学や専門学校に行っていたら、今頃自分はどうなっていただろうか。そうでなくても、わざわざ苦手な科目ばかりの理系ではなく、文系に進んでいたら…。


まったく、未練たらたらの人間ですね。

ただ難しいけど専門科目の中にも興味のある科目はたくさんありますし、将来IT関連の職に就けたらいいなあ、と思うこともあります。

それに理転したことで、高3のときには文系だけでなく理系の人たちとも仲良くなりましたし、多くの方に支えてもらっていることをより実感できました。


もしこの記事を読んでくださっている方の中で、理転を考えている方、理転して受験を控えている方などがいましたら、ぜひこのことを考えてほしいです。

自分は本当に理転してまでその分野を学びたいのか?大学4年間やっていく自信はあるのか?

今一度考えてほしい。本当にやりたいことがあって、どうしても理転するならいいと思います。でも、少しでも自分の進路に迷いがあるなら、誰かに相談したり、紙に書き出したりするなどして考えなおしたほうがいいです。単に文系の授業がだるいから理転しよ~はおすすめしません。何か目的があった方がやっていけると思うからです、多分。


わざわざ苦手な理系の分野に飛び込んだのだから、周りより一層努力しないといけないのは当たり前ですよね。それなのになんとなくで授業を選んで、苦労も考えずにボーっと過ごす毎日。

反省ばかりですね。本当。



なんだかいろいろと書いてしまいましたが、とにかく理転には覚悟がいるよ、というお話です。

とにかく今はなーーんにもしたくないです。無気力感が半端ないです。




✳︎大学3年生の後期を目前に追記✳︎

と、上記の内容は大学2年生の後期ごろに下書きしたものですが、大学3年生になった今では、理転して良かったな、と思っています。

単純に授業が楽しいです。

大学3年生になり、専門的な授業が増えたのですが、これがかなり楽しい。研究室も楽しみです。


理転、もしくは文転を考えている方々。

やりたいこと、学びたいことがあるなら、ぜひ挑戦してほしいです。


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