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成功している人の習慣って?

「成果を上げる人と上げない人の差は才能ではない。いくつかの習慣的な姿勢と基礎的な方法を身に付けているかどうかの問題である。」

これは、経営の神様と呼ばれる
ピーター・ドラッカーの言葉です。


「習慣的に身につける」ってどういうことかというと、無意識レベルで当たり前に成功マインドで物事を捉えて行動しているということなんです。

例えば、何か問題が起きたときに問題の原因を自分の外側に求めて
その解決を他人まかせにしてしまう「他責のマインドセット」である人も、反対に問題が生じた時「今、自分はどう行動すべきか?」「自分の何を改善したら問題が解決するか?」のように考える「自責のマインドセット」であればこれまでは「どうせ無理」と諦めがちだったことに対して自分が貢献できる部分が思わぬ糸口で見つかり自分の成長につながったりするわけです✨

今すぐ始める習慣化トレーニング


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じゃあ、どうやってそれを身につけたらいいの?って思いますよね。

まずは、「簡単なことを一つで良いから毎日続ける約束をする」ということ。

例えば

・朝起きたら「おはよう」と笑顔で鏡に向かって言う

・玄関の靴を揃える

・心を込めて1杯のコーヒーを淹れる

・鏡をピカピカに磨く

などのような簡単なもの。ある人にとってはすでに当たり前の習慣かもしれないような簡単なものでいいんです。誰でも、気分の浮き沈みってありますよね。でも、その気分に左右されることなく淡々と毎日こなせるであろう、簡単なこと。それを毎日続けるのですが、まずは100日を目指してみてください!しかもそのことをきちんと記録すること!

習慣化して無意識レベルで行動するまでの5段階


なぜ、これが習慣化トレーニングになるの?って思うかもしれませんが、人って無意識にできるようになるまでには段階があるんです。

1.無意識的無能(知らないしできない)
 ...あることに関して何も知らず、知らないということさえも知らない状態

2.意識的無能(知っていてもできない)
 ...あることに関して知識を得ました。でも、それを実践することはできない状態

3.意識的有能(考えるとできる)
 ...あることに関してある程度できるようになってきましたが、まだ習慣化されておらず、それを行うためにはある程度の集中力が必要な状態

4.無意識的有能(考えなくてもできる)
 ...あなたは意識しなくても自動的にあることを実践することができている状態

5.無意識的有能に意識的有能(どこからでも教えることができる)
 ...あなたが無意識的に行っていることを、意識して人に教えることができる状態

つまり、何か一つの簡単なことを「レベル3」意識して行う状態を続けていくことで「レベル4」の無意識に行うことができる状態までとにかく継続していくというトレーニングなんです。

「私、3日坊主なんです」という人ほど、このトレーニングは効果的✨100日立つ頃には「それをやらなきゃ、なんだか気持ち悪い」くらいの習慣になってきます。


他人には関係なく自分自身との約束

そして、このトレーニングのポイントは「他人には全く関係のない物事」であるということ。例えば、「靴を揃える」ことを自分との約束にした場合は、家族が靴を揃えてなかったからといって「もう!靴を揃えてよ!!」と怒ったりしない、ということ。あくまで自分自身との約束であって、それを見てるのは“神様”だけ(笑)

だから、出来ても出来なくても「自分の責任」だけなんです。ここが、「他責マインド」から「自責マインド」へのマインド改革トレーニングなんです。時には、他人に振り回されたり、環境に振り回されたりして決めたことができないこともあるかもしれません。体調が悪い時にまで無理をする必要もありません。

ただ、そうやって約束したことが出来ない日でも、自分の責任の元で「今日はどうしても無理だから代わりにせめて◯◯をしよう」とあらかじめ決めておくんです。どうしても出来ない日は疲れた自分を癒すためにゆっくりお風呂に入るようにする、とか寝る前に心の中で感謝の言葉を言って寝る、とか、自分を攻めるのではなく、癒してあげるようなことを一つしてあげる。そうして、また次の日から始めればいいんです。「自分の責任のもとで」ここがポイントです。

マインドの変化は周りを変える


このようにして、自責マインドが習慣化してくると不思議と周りの人との関わり方も変わってきます。もちろん、ビジネスのやり方や考え方にも良い変化が起きてきます。特に、ビジネスにおいては、他人のせいにせずに自分の責任のもとでコツコツと一つのことを継続することができたりする。そうすると、自分自身の信頼にも繋がりますし、自分自身を信頼しているあなたのことを周りの人は信頼します。

そして、自分自身の軸もしっかりしてくるので少々のトラブルにもブレずに目指すゴールに向かってやり続けることができたりもするんです。

成功者が習慣にしていること

このように、成功者というのは何か一つのことをやり続けることができ、自責マインドが習慣になっているので、何かトラブルが起きても他責にせずに自己分析をし、何を改善すべきか?と考え目標・ゴールに向かっての軌道修正ができる人なんです。

つまり、これらのマインド自体が無意識にできる、当たり前であるからこそ、失敗することも恐れずに常に改善しながら自分自身の目的を達成するための行動をしているんですね。




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