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マルコ。

今年に入ってからの価値観の変わりようは、何気に半端ない。

私にとって母親が全てだった。
価値観、倫理観、結婚観、、、数えあげればキリがない。

我慢は美徳の考えの中育って来たからか、自分も母のようにやってみるけど、やっぱりどこか無理が生じて、自分は彼女の様には生きれない、と落ち込む事ばかり。失敗だらけ。

母を随分と長い事崇拝してきた私も、最近では疑問に思う事が増えて来た。
もちろん生き方を否定する訳ではなくて。

母は一体、長い人生心から幸せだ!と思う時が
結婚生活の中でどのくらいあったのだろう。

今も昔も理不尽な我慢ばかりで身体を壊しながらも必死に耐え、信念を貫いてその命を燃やしている。

そんなに自分を自分で苦しめなくていいのに。

本当の事をいえば、私の事を守って欲しかった。

私は私の事だけを考えて生きてみたかった。

母に心から幸せであって欲しいし、屈託のない笑顔もみたいけれど、いまだに見れずにいる。
人の幸せは推し量れないけれど。

それでも母が死ぬ時に後悔しなければ、それが一番だ。

友達がこんな事を言っていた。

我慢、辛抱、忍耐は必要なときはあるけどね。

それって

うちのおじいちゃんは
要らない苦労はするなって。
人生は苦労が多いから、要らない苦労はすることないって

と。

いつもお世話になってる美容師さんが教えてくれた。

人生はうまくいくように出来ているらしいですよ。

と。

幸せが連鎖するものであるのなら、私のこれからの幸せが、大好きな母にどうか届きますように。

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