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一緒に、今を楽しむ

 名古屋市美術館のゴッホ展に行ってきました!ゴッホ展開催のチラシを見た瞬間から私が「行きたい!」と思い、子どもに聞かないで日程決めて行くことにしてしまったので、子どもの食いつきやいかに?と思いましたが、娘がとてもとてもかぶりついてくれました。

 昨年、探究学舎のオンライン授業でアート編を受けて、俄然アートに興味が沸いていた我が家(息子除く)。ただ、それから結構期間が開いてしまったため、娘の熱も冷めてしまったかなと思っていました。ところがどっこい、「ゴッホ展、行くよ」と言った日から、指折り「ゴッホ展楽しみ♪」と言ってくれました。

アート編のおかげで、ちゃんとゴッホが娘の中にありました

 展示を見ながら、「私、印象派の絵が好き。だって、写実派と違って、自分が感じたように描いてるんでしょ?」とか「これはスーラだね。点々だけですごいね!」とひそひそ声ながらも、ワクワクが伝わってくる声色で、キラキラとした目でいる娘。自分も楽しみましたが、アート編受けて良かった。ゴッホ展来てよかった。心から思いました。この子はしっかりと世界を心から楽しんでいる。

 ちなみに、ミュージアムショップが一番長居しまして、娘は大人っぽいことにゴッホの黄色い家をモチーフに描いたトートバッグをチョイス。なぜかやたらと耳切り事件の自画像(『包帯をした自画像』)が刺繍されたハンドタオルをお勧めしてくれました。なんでやねん。

 さらにちなみに、息子(と付き添いの旦那)はゴッホ展を駆け抜けまして、白川公園の噴水に夢中だったようです…

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 ゴッホとは話題が変わりますが、探究学舎の新しい広げるコースのチャップリンにも夢中になった我が家(もちろん、息子を除く←チャップリンの映画シーンだけ覗き込んで笑ってましたが、それ以外は授業中どっかいった…)

 「チャップリンの映画をフルで見たい!」となり、アマゾンプライムを見ましたが、残念ながら『担え銃』というマイナーなものしかない。それでもいいと娘が言うので見たところ、戦争が題材になっているのに、面白い。これはやはりメジャーどころも見たい!DVDを買うか?と思いましたが、娘に見たいものを聞いたところ、「『黄金狂時代』と『サーカス』!」と言われました。モダンタイムスじゃないの?そこいく?いや、うん、靴食べるところとサルに襲われるところ面白かったもんね…

 中古ですが、『黄金狂時代』と『独裁者』のDVDセット売りを見つけて、早速注文。娘は『黄金狂時代』を見て「クツwニワトリww」と笑いに笑ってほぼ満足していましたが、親としては見てほしいのは『独裁者』の方。「お母さんが見たいから」と流しておいたら、案の定ちらちらと見てくれました。

 最後のシーンがどう娘の目に映ったかは分かりません。ただ、心の中に何か大切なものとして残ってくれたら嬉しいと思います。

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 それで、ゴッホ展でもチャップリンでも、「(探究学舎の)授業を受けてよかった!ちゃんと効果があった」とか「子どもの心の中に種がまかれて、将来芽吹きますように」とか思わず親は思ってしまいますが、手をつないでゴッホ展の展示場を回っている時、隣でチャップリン見ながら笑っている時、「それは結果であって、目的じゃないよな。『一緒に何かを見て楽しめる』この瞬間の積み重ねだけで本当はいいんだよな」と思えました。

 そんな瞬間をくれる探究学舎に感謝しつつ、初スペシャル行ってきますよ!!待ってろ、三鷹!!!息子は「とーきょーいったら、つくばエクスプレスのるー」と楽しみにしている!だがしかし、ホテルから三鷹まではつくばエクスプレス乗らないからな!スペシャルの後だからな!息子、よろしく!!

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