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ことほむの文化観光とAIとメタバースの雑多な記事

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時代考証やデザインやITとかWordPressとかAIの雑多な思考のメモ。「ことほむ」のみんなで書いてます。記事内容は…割とディープで、思考の整理に役立つかもしれません。
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#wordpress

自前のサーバでCMS(WordPress)運用に必要なコストとリスク

コンテンツの簡単更新システム自社サイトのページを簡単に修正したいという希望をwebデザイン会社に投げると、ほぼ90%の確率でWordPressが(勝手に)セットされているのではないでしょうか? 「簡単に更新できる仕組み」=「コストを掛けないで運用したい」が成立しているのですが、「WordPress」=「フリーメンテナンス」ではありません。 簡単に更新できるリスクと維持するコスト簡単に更新できる仕組みそのものはWordPressが最初から持っている機能ですが、同時に動かすた

中小企業経営層に知っておいてもらいたい自社ウェブサイト修正時の実態

社長さん、儲かってますなぁ… 何がって? ウェブサイトの修正に余計なコストをかけていただいて、ありがとうございます。 これ、本音。 現状分析下記は某所ウェブサイトのWordPressで作られたテーマファイル構成を分析した一部です。 素人目にはなんのことか全くわからないこのエクセルの図ですが、実はものすごく維持メンテナンスが高コストになっている原因です。 テーマファイルを構成しているファイルの中を見てみると、直接ページに表示されている内容が入力されています。 またファイル

WordPressのお問い合わせからGoogle Chatへ通知を飛ばすようにした話

弊社の事務所に電話はないので個々人でスマホを持っているので、代表電話はありません。 いや、正確にはかつてあったのですが、営業の電話しかかかってこず、その対応にリソースが奪われ…が続いた為無くしました。 結果的に良い提案だとしても、文書またはまとまった資料として送ってくれた方が検討しやすいですから。 電話を受けた人が、社内のミーティングでほかの人たちへちゃんと伝えられるとは限らないわけで…(聞いた本人もよくわかってないコトも多かったし) だから最後は「メールを送ってください」

ハッキングされたWordPressサイトに出会った話

8月8日にサポートの依頼がありました。 「管理画面に入れない」 と。 そもそもサイトのタイトルが「Hacked By MR.GREEN」とご丁寧に変えてくれてあるので、ハッキングされたことは一目瞭然。 サーバ管理画面のログイン情報一式を頂いたので、phpMyAdminからUserのメアドを強制変更して管理画面へ。 しっかりやられておりました。 ちなみにプラグイン構成は以下の通り。 Jetpack・Akismet・SiteGuard WP Pluginがセキュリティを担っ

WordPressがオワコンだってっ⁉ (あとSimply Staticの日本語デコードも)

ウェブマーケティングの視点からみた場合と、ウェブサイト構築という視点から見た場合ではちょっと違うと考えられるんですよね。 WordPress6.0になってその方向性がよりはっきりしたんですが… フロントエンド系ウェブデザイン業者は、WordPress案件オワコンかも?WordPress5.8からフルサイトエディターのブロックエディターに「クエリーループ」が増えました。 まだ細かいことが設定できないですけど、新着情報のリストを拾うとか、あるカテゴリーの記事一覧を拾うとかなら

note.com→WordPressへRSS連携

DUB DESiGNさんの記事に「プラグインなしでnoteの画像付き記事カードを表示させるスニペット」というものがあり、子テーマのfunctions.phpに書くことで、note.comのRSSをWordPressサイトに表示することができるんですが…弊社サイトは最近子テーマを使ってないので、セルフプラグインとして実装することにしました。 ということで、少しコードを書き直したので晒しておきます…が、コピペするだけではエラーが出ますし、「重大なエラーが…」メッセージが出ます。

SEOの相談が増えているのだけど、シナリオ描いてますか?

WordPressでSEO系プラグインを入れてあるけど、順位上がらへん。SEOに詳しい人に聞いてやったんやけどなぁ…。 という似たような相談事が増えてまして。 軽くチェックしてみると… SEOプラグインとかの小細工じゃなくて、根本的に記事の作り方が間違ってますし。まぁ、だいたい多かれ少なかれこんな感じのパターン。 表題と本文の関係をちゃんと理解した上で、何を伝えるのか文章をまとめることが必要です。 シナリオを作ってからサイトのコンテンツをつくる。または大雑把なフロー

小規模事業者とデザインとマーケティング

After Covid-19が見えてきました。まだ随分とぉーくにだけど。 そして、久々のnoteに投稿。サボってたわけじゃなくて、新しい技術の習得に時間がね。(;´Д`)ハァハァ で、さっそくながら弊社、とあるデザイン団体に所属しています。でも弊社デザイン会社じゃないです。なぜ所属しているかといえば…それは情報収集とマーケティングにデザインはくっついてきてるから。で、こちらの団体、どっちかっていうとプロダクツデザインの案件が多い会社さんが多数入っている団体。だからいろんな

ウェブサイト制作の今後について、ちょっとだけ考察してみた。

弊社はウェブ制作ではなく、WordPressサイトのメンテナンスと活用コンサルタント業務が副業務にあたります。 最も主力のキャラクターを使ったプロモーション企画で、どうしてもCMSを使うのと、WordPressとつきあって15年以上経つ経験から、最近感じることがあったので、少し考えをまとめておこうかと思い立って書いてます。 そうだ、ハイプ・サイクルを見てみよう❢日本版は2019年が見つかったので。 WordPressと関係があるのは赤枠で囲った部分かなと。黄色い線はマー

スタイルシートにPHPを使いたいときってありませんか?

※あくまでも参考として。 WordPressサイト構築で条件に合わせて背景画像(複数ブロックが対象)を変化させて読み込ませたい案件が発生しました。通常ならテーマフォルダ内のfunction.phpでif文分岐とかさせてcssそのものを分けるという手を使うのが簡単かつ安全です。 ところが今回はどうしても諸々の事情でfunction.phpに書くことができず、cssクラスによる分岐もできないという条件でしたので、プラグインとしてフックを使って実装させることにしました。 そこ

WordPressに関する社内及び関係者向け情報共有事項として

情報の大本はWordPress.orgからです。関係者向けなので記事自体はしばらくガードさせてください。内容はフルサイトエディター化に伴うデザイン業務のポイントシフトについてです。

¥500

WP-OliveCart4PRO(1.1.2)をブロックエディター対応にする追記。

無料版を使っている方が多いので需要は少ないのかもしれませんが、記録として残しておきます。 WP-OliveCart4(無料)はブロックエディターに対応しているため、再利用ブロックが使えるのですが、 PRO版はブロックエディターに対応していないため、再利用ブロックが使えません。同じ記述内容(注意など)を複数の商品で共有する場合、再利用ブロックは必須です。 そこでプラグイン本体に追記をして、ブロックエディターに対応させます。いずれ本体が対応すると思いますので、アクションフック