MMTまとめと検討 6 格差考2
前回、閉鎖経済かつ政府収支0という仮定で民間部門を企業部門と、3つの資産階層に分けて検討を行った。結論として富裕層に自然とお金が集まる形になるだろうという結論であった。
逆に企業部門、一般層、貧困層からは時間と共にお金が減って行き、それに合わせて経済活動は縮小することはほぼ確定ではないかと思われる。この状態で経済活動を安定させるには、つまり全ての層が安定的に生活できる経済にするためには、信用倍率を上げ、流れるお金の量を減らさないようにするか、富裕層の収支に等しい投資損が発生