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いい涙、わるい涙。

6歳息子が寝る前の話。

寝る前に思い通りにならなかったこともあり、

「今日は運が悪かった一日だった」と溜まっていた感情を爆発させて大泣き。

そんな兄の姿を見ていた妹は、「泣いちゃだめよ〜」と。

母としては、兄に間接的に伝わるように妹に「涙にはいい涙とわるい涙があるんだよ」

「いい涙は、悲しくても、辛くても、怒っていても、どんな気持ちで泣いていても最後はスッキリした気持ちになる涙。」

「わるい涙は、涙を流すたびにどんどん嫌な気持ちや悲しい気持ちが増えて言って苦しくなる気持ちになる涙。」

「わかる?」

3歳の娘には難しいとは思いつつ、私に背中を見せている息子はずっと黙っていた。

娘は笑顔で「うん!」

理解していなくても、いい。

3歳だから、小さいから、分からないから。

そんなことはない。

親が話すことを子供なりにしっかり受け止めようとする。

それで十分。わからなければ、わかるように話せばいいし、何度も話せばいい。

ただそれだけ。

そして息子の静かな寝息。

『涙の話』息子の心に響いてくれていたらいいな。

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