夜桜の思い出

先日、夜桜を見に行きました。

桜が両岸にある川沿いに、行灯が連なっていました。

行灯のあかりはゆらゆらと揺れながら、
周囲の桜の花を赤く照らしていました。

満開の時期ですが昼間は花曇りで、
青空を背景にした桜は撮れませんでしたが、
夜桜もなかなか良いものでした。

夜桜を見ると、昔家族で夜桜を見ながらお弁当を食べたことを、
ふと、思い出しました。

私の両親は共働きだったため、
明るい時間にお花見はあまりできませんでした。
だから、私の家では夜桜を見にいくことにしていました。

夜の公園で桜を見ながら、ブランコに座ってお弁当を食べたり、
公園の遊具でひとしきり遊んだりしました。
夜は遊具が独り占めできたので楽しかったです。

公園を出た少し先の小道では、
ピンク色の小さな提灯が桜と桜を繋ぐように、
張り巡らされていました。
夜桜は薄暗くて色がくすんで見えますが、
その提灯はやや人工的ではあるものの、
桜の色が映えてとても綺麗でした。

皆さんは今年の桜はもう見たでしょうか。

満開の桜は勿論綺麗ですが、
個人的には少し散りはじめの頃や、
葉桜も違った魅力があると思っていますので、
もう暫くは桜を楽しめそうです。

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読んで頂いて、ありがとうございました。それでは、また。