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春が来た!春告魚メバル

2023年2月25日(土)
場所:福島、四倉港
釣りもの:黒メバル
狙い:10匹
釣果:33匹!

今日はずっと釣ってみたかった「メバル」狙いで福島まで。
メバルの中でも「黒メバル」という高級魚。煮つけにすると身がふわっとくちどけするとのこと。
まだ釣っていないにもかかわらず、師匠に問う


「メバルはどんな食べ方が一番おいしいですかね、煮つけ以外で!」

「う~ん、何でもおいしいよ。でも火を通したほうがふわっと触感がいいね。唐揚げ、煮つけなんかがいいと思うよ」

「そうなんですか!寿司はどうです?」

「寿司もいいとおもうよ、なんでも作ってみて新しい発見があったら教えてね。尻尾の近くは筋肉があるから、こりこりしていておいしいよ」

(よし、寿司に、煮つけに・・・なんでも作ろう・・・!)


そんな空想をしながらも、はっと気づく。
どれくらい、釣れるのやら・・・・
師匠の釣り情報では、ぼちぼちと2月半ばからメバルが釣れているとのこと。良いときで50匹、悪いときで6匹と。かなりその日の釣果に差があるよう。つまり、あたりの日とそうでない日が明確だ。
私は今回の釣りで、両親と祖母に10匹ずつ直送してあげたいと思っていたので、「目標は30匹!!」と師匠に伝えてしまった。
師匠からは「コトちゃん、かたく10匹あたりにしておきなさい」と言われ、
10匹に変更。。。そうすると自分の分なんかなくなっちゃうや、と少しテンションが下がる。
とはいえ、今回私にとって「メバル」は新魚種となる。初めて見るし、初めて釣る。釣り方は6本バリで針先にマグロの皮を2センチほど細長く切ったものを取り付ける。事前情報はYoutubeでおさらいし、師匠にも聞いておく。
千葉から出発して3時間あまりで、四倉港に到着。まだ深夜1時だ。
空は満天の星空。


車内で師匠手作りのもつ煮込みを食べる。
おつまみにタチウオの炙りとコノシロの酢漬け。


師匠はもともと池袋の日本料理の店主であったこともあり、料理のプロ。
いつも、この夜食で満足してしまう。



まだほの暗いうち、5時に船に乗る。
今日お世話になるのは「弘明丸」
船長さんがすごく優しく、荷物の運びや海上の波しぶきの気遣いまで。
本当にありがたい。
しばらく40分ほどしてメバルのポイントに到着!!
早速、師匠に手順を教わる。
今回は6本針なので、刺さらないように気を付けよう。
50gの重りをつけ、いざ投入っ!!!



グググッと引く独特の感覚!!
こういう時師匠は言う。
「コトちゃん、引きを楽しんでね」


すると後ろから船長さんが
「おねぇさん、針の数だけあたりを待つんだよ~複数釣れるよ」


せっかちなわたしにこの当たりをうんと我慢できるのだろうか(涙)と思いながら、師匠についつい確認。
「もうあげていいですか?」
「まだだね」
「もういいですかね?」
「まだいけるよ」
そんなことを4~5回ほど繰り返し、やっとあげてみると・・・・



1・2・3・4・5・・・5!?
見事連チャンでGETできた!
しかも、かなり大きく、30センチを超える「尺メバル」とよばれるもの。
ありがてぇ、ありがてぇと心の中で唱えながらも、良い波に乗れるよう
すぐに投入。
この日は風もあり、船も大きく揺れる。たくさん”コトコマセ”を海に投入。
人目も気にせず、持ち直し、また投入。



師匠の友達である菊池さんからもらった大きなクールボックスは今日が初デビューであったが、どんどん黒メバルで埋まっていく。嬉しい。


朝5時から12時まで飽きずにひたすら釣りを楽しんだ。
何度船酔いしても、この釣りの楽しさが薄れることはない。
むしろ吐いてすっきりして釣果が伸びる。


港へ戻り、船長さんが荷揚げは男性陣に任せようねと優しい言葉。
なんだか申し訳ない気持ちになりながらも、ありがたく先に港に上がり、荷物を戻す。
ぜひまた来たい。
釣らせてくれる船・優しい船長・きれいな海なら絶対にまた行きたい。


本日のコトちゃんの釣果は33匹。


師匠の釣果は50匹ほど。やはり師匠はすごいなぁ。


さて、今夜は何にしよう…
メバル料理尽くしだなあ

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