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1月1日と2日の日記


去年住んでいた関東には売っていなかった丸餅が地元ではたらふく食べられて、幸せな元旦の幕開けであった。

this is a form of happiness.


自分がもし喫茶店かなにか店を営んだとして、そして、ご自由にお読みくださいの本コーナーを設けたとして、何を置こうか。ということを考えるのが最近のマイブームである。

好きな漫画ランキングトップ3の、日常、よつばと、あたしンちは絶対に置くとして。
最近私の中でヒット中の女の園の星とひらやすみもおきたいな。
東京リベンジャーズの場地さんが出ている5、6、7、8巻も置いておこうかな。場地さんはカッコいいので。
あとは、お客様に日常を忘れてゆっくりしてもらいたいから、ニュートン別冊 無とは何か もおこうかな。以前働き詰めだった時期にKindleで読んで、私には難しくてさっぱりなのだけど、そんな私が考えなくてもいいようなことに思考を巡らしているのが面白くなってきて、それと同時に自分の忙しなさがどうでも良くなってきて、笑っちゃったことがあるから。目まぐるしく働く社会人は無について考えよう!
やっぱりおもしろくてサクッと読めるから星新一の本も何冊か置いて、やっぱり好きだから吉本ばななのキッチンも置こう。あと全人類道徳を学んでいざこざのない日々を送って欲しいから、考える練習をしよう も置こう。あとかいけつゾロリ。あと、ミッケ!も全冊おきます!!!!!

これ、喫茶店というよりも学級文庫じみてきたな。


やっと日常の新刊ともう一冊新刊を読んだ。

最高〜!

雨宮さん、今読みたかった漫画すぎる。一話から心掴まれたし、雨宮さんかわいいだいすき〜!となった。
うまく言語化できない『好き』をやさし〜くシュールに肯定してくれる漫画。特別版で買っといて良かった。これも学級文庫に置こう。


1月2日は親戚一同の集まり、甥っ子と高校生の従兄弟にお年玉を配る会が開かれた。ニートだから減額でごめんね、と、地面に埋まって土下座をしながらポチ袋を手渡した。

高校生の従兄弟の髪を切ってあげたり、まだそんなに使っていなく、綺麗だけど断捨離にかけたコスメを譲ったりして、すっごく喜んでくれてこちらも嬉しかった。
ずんぐりむっくりのヘンテコ人間なのだけど、なんとなく理想のお姉さん像になれているような気がして心がふわふわした。

兄の髪もカットすると、カット代としてお年玉をもらってしまい、やったーーー!!!とすっごいでっかい声で喜んでしまった。25歳、こんなことで大丈夫だろうか。

祖父が近くの神社で太鼓を叩くらしく、それを家族一同ずらずらと見に行った。
毎年正月の集まりはあるのだが、こんなイベントは初めてだ。なんか分岐があったのかな。
近所の大正時代からある神社。木漏れ日が古いボロの瓦屋根を照らしていて、しんとして本当に神様がいそうな雰囲気の中、祖父がダブルボタンのスーツをかっちり着込んで真剣に太鼓を叩いていた。厳か〜。
そんな厳かな雰囲気のなかで、甥っ子はずっとどんぐりを探していた。ほんわか〜。

式が終わって一同家に戻り、何故か甥っ子が急にどんぐりを口に突っ込んできたり、何故か兄と叔母と甥っ子がBTSの曲を流してダンスバトルしたりしていた。さっきまでの厳かな感じはどこに行ったのか。変な家。

あ、変な家 も学級文庫に置こうかな。


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