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狭いトンネルの土砂集めホッパー

【改善】
水路トンネル補修工事で坑内に堆積している土砂撤去があるが、小断面(高さ1.5m)でバックホウからキャリアダンプ積込みが出来ず、土砂量が20㎥以上もあるので人力施工は労力も時間も負担大。
そこでチリトリ型のホッパー(W=900/L=1200/H=200)を鉄板で制作しミニバックホウの排土板に取付け、土砂の積込み運搬に使用するようにした。

坑外試験運用時の写真
排土板とシャックルで連結

【効果】

ミニバックホーで土砂ををかき集め、積込み
バケットでホッパー前方を持ち上げ移動、運搬

人力施工より作業効率が非常によく、作業者の身体への負担も大幅に軽減された。

【参考】
小断面トンネル内での作業は何かと制限が多く、特には身長以下の高さのトンネルでの人力作業の肉体的、時間的負担は想像以上のものがある。
組み合わせの発想によるアイデアだと思だすが、何よりも作業される方々の負担が減ったことがありがたい。結果、災害防止などにもつながる。

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