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狭いヤードを効果的に活用する縦型シュート

【改善】
トンネル工事のヤードが狭いため、濁水処理後に発生する脱水ケーキをトンバックで処理していたが、脱水ケーキ排出用のベルトコンベアが若干長いためトンパックを設置すると車両通行の妨げとなっていた。
特に夜間作業時は視認性が悪く、車両等の接触のリスクが高かった。

狭いヤードをさらに妨げる

そこでベルコンの落とし口に、鋼材とコンパネを使用し独自に縦型シュートを作成・設置した。

【効果】
シュートをプラント側へ向けることにより、ベルコンの張出し長さより飛び出さないでトンバックをセットすることが可能になり、狭いヤードを有効的に活用でき、車両の接触リスクも低減できた。

鋼材は撤去を容易にするため、ブルマン金具を使用してベルコン架台に固定。シュート部は軽量化を図るためコンパネを使用。

【参考】
狭いヤードでの課題を大胆な発想で改善した効果的な事例。
何が問題点で、どうすれば解決するかを、きちんと考え工夫し実践したすばらしいアイデア。

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