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脱水ケーキ処分方法の大改善

【改善】
現場の汚濁水処理で排出する脱水ケーキ(脱水処理した汚泥等)を、今までは受け箱を設置して時々人力で均等にしながら一杯になるとユニック等で箱を吊り運搬、処分を行っていたため、手間がかり危険作業でもあった。(下写真)

投入、堆積するケーキを適時このように均し、一杯になるとユニックで運搬するため手間大。

脱水ケーキの投入箇所にH鋼を打ち矢板で廻りを囲って、ミニローダーで運搬できるように作業方法を改善した。

作業方法を根本から改善

【効果】
今までケーキの均しや運搬や処分に人手が掛かっていたが、ミニローダー1台で誰でも簡単に処分できるようになった。

【参考】
本工事はなく付帯的な作業での手間のかかる部分は見逃されやすい。
解決のため、以前の作業方法を一旦ゼロにしてまったく新たな方法にしたところに大きな意義がある。
「堆積する>均す>吊り上げて運搬」という作業を、発想を変えてダイレクトに運搬としたことで、手間もリスクも大幅に低減した「改善」の好事例。
長期間のトンネル工事だったので、小さな改善も効果は非常に大きい。

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