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3行小説 第766回

遠い遠い昔。それは、まだ空にたくさんの星が瞬いていた頃。
小さな星がひとつ、地上に流れ落ちました。仲間からはぐれたその星は、
もう帰れない夜空を見上げ、きらりきらりと泣くのです。

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