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3行小説 第883回

「もう諦めてしまえ」と心の中の誰かがつぶやく。無駄なことだと。
叶うことのない望みを抱き続けるのは愚かだ。わかっている。
気まぐれに愛をねだるキミを抱きしめれば、「にゃあ」と鳴いた。

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