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3行小説 第839回

「あなたはだあれ?」きょとんと首を傾げ、つぶらな瞳で僕を見上げる。
「ついてくるかい?」と聞けば、「もちろん!」と僕の足にすり寄った。
何もかも失くした僕に、キミは、小さな光をくれたね。

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